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     上越新幹線雑感、もう22年経つのだな…

 

 先月の中越地震で上越新幹線は年末まで不通らしい。曰くトンネルのコンクリートの剥落や線路(路盤)の補修でかなり復旧に時間がかかるとのことである。他にも高架橋の損傷もあるらしい。

 まるで老朽化が晒されたかの上越新幹線、そんなはずはない…と思った。しかしよく考えてみると、標題の通りいつしか開業から22年が経っているのである。昭和57年、野球では西武ライオンズが広岡監督のもと日本一を遂げた年であるが、つい昨日のことのようである。(中日との対戦は毎度ツキに恵まれる…)

 閑話休題。ところで高架橋で脱線・ひっくりコケている車両は国鉄時代に新製の200系電車であった。ニュースでは「旧式の重い車両だったため転覆を免れた…」とのことだったが、旧式ねぇ…そう言われるような形式になってしまったのだな、200系ECよ。思えば高校の修学旅行で大宮〜盛岡(大宮暫定開業の時代)を200系に初乗車、当時はあっという間の盛岡着に驚いたものであった。

 転覆した200系が廃車になるのか再利用されるのかは現時点では不明である。しかし200系がその使命を終えるカウントダウンに入ったのかな、とも思わせる「事故」であった。

181系「とき」全廃から22年が経った(鶯谷にて/昭和57年6月)