川に流れ込む小川に土砂がつまって、しかも、川の水位が
上がりすぎて、小川から川に流れ込めなくなって
逆流して、川からも小川からもたんぼに水がなだれ込む。
そうゆう場所では、水の流れは不思議で、被害を受けた稲は、
川上の方を向いて倒れたり、渦をまいたりしている。
しかも、写真のように、山からの漂流物がどっさり堆積してしまう・・・
ここは、おとうさんらの家のだいぶ上の方の田圃と小夏の果樹園
稲の方は、年々増え続けるイノシシにやられまくるために
しっかりと網で囲っていた。なんとか、熟れてきたところの稲に、
今回の大雨で、石垣と土手が崩れてしまったところ。
ここも、おとうさんが、とりあえず、排水を切ってあるが、
すぐには復旧できない。
今回は手つかず。
・・・
この冬には、おとうさんはこつこつとこれを直していくのだろうなあ。
勝ち誇ったように取り除いた漂流物を運ぶ・・・みえさん
今回一番頑張って作業したところは、トラックの後ろのモチゴメの田圃
みんなでリレーをして漂流物を取り除いた後、
倒れた稲を、一株一株起こしていく。
大事な稲の穂には、根っこのようないろんな有機物がもつれ付いて
いるので、それをふるい落として、あと、株もとにも、土やら、落ち葉やら
こびりついているので、洗ったり、ふるい落とす。
そのままにしておくと、病気になったり、ウンカも発生しやすいし
収穫の時、脱穀の機械に有機物がそのままからんでたいへんなのだ。
写真:小三原ではなく、おとうさんらが伊与野に借りて作っている田圃、右は被害
一見、なんの被害もないように見えるけど、この水路も普通に水が流れていて水害なんか
感じないけれど、2日前にはこの地区全体が完全に水没しており、この稲の穂なんか
全く見えない状態だったそうです。
だから、ところどころには、右写真のような感じで、倒れたり、漂流物がたまってました。
でも、ここは、なんとか、コンバインで収穫できるかな・・・。