As a Radiologist

〜これから放射線技師を目指す人へ〜

具体的な方法って・・・。

先ほどのページでさんざん不安をあおるようなことを書いてきたので、「何かいい方法があるの?」と思われるかもしれませんが、実際、手っ取り早い方法というのはありません

「何言ってるんだ!!」と言われても仕方ないですね。でも、これだけは言えます。「就職がゴールではない」ということです。

現在の就職事情では無理もないかもしれませんが、どこでもいいから、まず「就職すること」が大目的になってしまっています。それは、前のページにも書いてあるような事情から来ているわけですが、だからといって「入れるならどこだっていい」という気持ちで就職先を決めると、後悔することになります。自分がどんな仕事をしたいか(たとえば消化器関係に興味がある、CTについて勉強していきたいなど)、よく検討してから就職先を絞っていきましょう。

情報収集が大事

結局、一般の学生の就職活動と大差無いかもしれませんが、就職先をある程度絞ったら、その病院の情報を出来るだけ集めるとよいでしょう。直接、その病院に問い合わせてみたり、何日か見学(実際、病院からそういった見学・研修の誘いが来ることもあります)させてもらうのもひとつの方法ですし、親しい先輩がいるのならその人によく話を聞くのもいい。あ、今なら「インターネット」という手もありますね。

病院に限ったことではなく、「評判」というのは本当に大事です。しょっちゅう人が入れ替わるような病院は、なにかしら人間関係に問題があることが多いです(良ければ、そう簡単にやめるわけ無いですからね)。そういった情報は聞き逃さないように。

就職が決まったら

学生のときに勉強するのは当たり前(僕は、それをサボったために今苦労しています)。医療職というのは、次々に新しい技術が生まれて、どんどん研究が進んで新しい事実が判明するので、「常に勉強」する必要があります。これは、ある意味すばらしいことだと思います。確かに大変ではありますけどね。ただ、日々の勉強を怠ると、「使えない」技師になってしまって将来困ることになります。

まだまだ不足な部分もありますので、どんどん書き加えて、もっと参考になるようなページにしていきたいと思います。もし、「こうすればいい」とか「こんなことが知りたい」など情報があればこちらにメールをいただけるとうれしいです。

2001.7.23

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