『夜の流れ』(1960年) 3 NEW 2024.9.19
料亭「藤むら」の板前・五十嵐力(三橋達也)が、転んで脚を怪我する。
手術が必要となり病院に入院する、映画の中での病院名は「築地外科病院」。
三人の芸者(水谷良重、横山道代、星由里子)がタクシーで病院前で降り、見舞いに行く。
病室にはすでに「藤むら」の女将・綾(山田五十鈴)の娘・美也子(司葉子)が来ているというシーン。
本ウェブサイトでは初めて紹介するが、すでにアップしているYouTube旧作日本映画ロケ地チャンネル『夜の流れ』では、
不明ロケ地@で、聖路加国際病院かと推定(撮影動画も)していた。
『雪崩』ロケ地と同様に、YouTubeチャンネルに書き込みをしていただいた高倉隆蔵さんの情報によると、
この病院は、撮影当時「三吉橋」に面した「癌研究會附属病院」(現:中央会館・銀座ブロッサム:中央区銀座2丁目)
とのこと。(現在「国立がん研究センター中央病院は中央区築地5丁目)
前の建物は、中央区役所(中央区築地1丁目)=現在も同場所、遠くに見えるのは当時の築地松竹会館(現:銀座松竹スクエア:築地1丁目)。
今回も情報提供していただいた高倉さんに感謝したい。本ページへの掲載は了解済み。
YouTubeは追加・修正するのはかなり時間をとられるので、YouTubeチャンネルの概要には本ページをリンクとして貼っておく。
築地松竹会館の建物は、松竹の公式ウェブサイトの中の「松竹と街のつながり・東銀座地区・銀座松竹スクエア」
に本作で外観の映る「築地松竹会館:1956年、竣工」の写真が掲載されている。
本作は成瀬巳喜男/川島雄三共同監督だが、このシーンは成瀬監督パートだろう。
三吉橋は同年の成瀬映画『女が階段を上る時』に、銀座、築地界隈は『秋立ちぬ』にロケ地として
登場する。この時期、成瀬監督は銀座、築地界隈でのロケーションを多用していたようだ。


グーグル地図

グーグル・ストリートビュー写真
グーグル地図

司葉子、三橋達也

星由里子、水谷良重、横山道代
