この特徴的な日本家屋が特定の決め手になった。電信柱の位置もほとんど一緒。
映画に映っているものとは若干変わっているがここはほぼ間違いないだろう。
『あらくれ』もDVDが無いので、以前日本映画専門チャンネルで放送された
録画DVDの画面写真を小さく掲載する。
この日本家屋の隣には「文京ふるさと歴史館」がある。
上記写真の逆アングル。
この道を先に行くと「炭団坂(たどんざか)」という坂があり、それを降りると
『晩菊』の舞台の本郷・菊坂下となる。
この近くにある「清和公園」は右京山とも呼ばれ、
『姿三四郎』で三四郎と源三郎の決斗の場所となる「右京ヶ原」はそのあたり。
黒澤明のデビュー作『姿三四郎』では箱根がそのロケーション場所となったが
小説の設定はこんなに都心である。