映画の冒頭、学校帰りに本を読みながら歩く秀子(高峰秀子)のシーンに登場する坂道。
避けようと自転車に乗っている小僧さんが転倒するという定番ギャグ。
現在の住所は世田谷区代沢2-31あたりの住宅地である。
前方は井の頭線の「池ノ上駅」方面、手前は「下北沢駅(南口)」方面である。
左の家の白い石塀は映画の中にも映っている。電信柱の位置も一緒。
上記の坂道のシーンに続くシーン。高峰が本を読み続けて歩いている。
後ろに見える高架橋は「井の頭線」(下北沢駅~池ノ上駅)
店は当然変わっているが道の感じはあまり変わっていない。
上記の場所で高峰を見つけて声をかける父親(実の父ではないのだが)の周三(藤原釜足)。
「月の湯」という名前の銭湯の主人だ。高峰はそこの娘。
この祠(ほこら)が特徴的。
下北沢駅南口から代沢三差路へ向かった途中にある「餃子の王将下北沢店」(ここが映画に登場する月の湯のあった場所らしい)の斜め前に現存する。
ここは映画『モテキ』の中で、長澤まさみが「わたしドローンします」と忍者の手裏剣投げの可愛い仕草をするシーンにも登場していた。
ただし、上記の写真(高架橋)の場所とは位置的に少し離れている。
(1)撮影当時は上記の写真の手前に同様の「祠」があったのか
(2)その「祠」をここに移動したのか
(3)位置の離れたこの場所で撮影して編集で同じ場所としてつないだのか
の3パターンが考えられるが、どれが正解かはもちろん不明。