井の頭線の下北沢駅ホームの横の踏切。下北沢西口。
現在小田急線は地下ホームになっているので、下北沢で地上の踏切が残っているのは井の頭線のみ。
映画では学校帰りの秀子(高峰秀子)と友達のよし子(御舟京子=加藤治子)の二人が
手前の道を写真の左に向かって会話しながら並んで歩くシーンに登場。帽子姿の二人が可愛い。
情景ショットで映る下北沢駅北口。
写真の前方を右に曲がり、進んでいくと上記の西口方面に出る。
秀子の実の父(丸山定夫)が渡る小田急線の踏切。
この写真は5-6年前に知人の方が撮影して私に送ってきてくれたもの。
今回同場所を撮影に行ったが、この踏切は小田急線の地下化によって工事中で立ち入り禁止になっていた。
貴重な写真でもあるので知人の方の撮影写真を掲載させていただいた。
場所は小田急線の「下北沢駅」~「世田谷代田駅」の間。世田谷区代沢5丁目。
現在の様子はわからないが、正面に見える家の形が映画の画面とほとんど同じなのに驚く。
1940年(昭和15年)の映画でこの写真の撮影時でも約70年前だ。
NEW2021.6.15 一部修正
下記の推定ロケ場所について、ハンドルネーム「マヤの暦・人生の自由研究」様から情報提供いただいた。
ロケ場所は下記の井の頭線「池ノ上駅」~「駒場東大前駅」ではなく、より渋谷方面の「駒場東大前駅」~「神泉駅」ではないかとのこと。
メールで送っていただいた文面、下記リンクの記述、写真等を見ると、管理者の記述した下記(旧)の場所は間違っているようだ。
「マヤの暦・人生の自由研究」様の映画サイトで、本ロケ地情報の入った部分をリンクさせていただく。情報提供に感謝したい。
正確な場所の現在のグーグル地図は下記赤四角部分 : (「マヤの暦・人生の自由研究」様に確認済み)
(旧) 2015.11.5
ラスト近く、高峰が実の父の丸山に声をかけられて会話するシーンに登場。
高峰を引き取って一緒に暮らそうと思っていた丸山だが、育ての父(藤原釜足)と秀子との愛情の深さを感じて一人去っていく。
この映画の中の見せ場シーンだ。
場所は下北沢駅の隣駅である・井の頭線「池ノ上駅」から「駒場東大前駅」方面の道の途中のなだらかな坂道。
前方が「駒場東大前駅」方面。手前が「池ノ上駅」方面だ。横を井の頭線が通る、見通しのいい場所。
住所は世田谷区代沢2丁目。
もちろん多少の変化はあるが当時の雰囲気を色濃く残したロケ地だ。
電信柱の位置や右の家の石塀などもありここに間違いないだろう。