成瀬映画に登場する風景
『山の音』(1954年)A 2008.11.19
映画の冒頭、尾形信吾(山村聰)が鎌倉駅から帰宅する途中に立ち寄る魚屋。
映画の映像の文字に「魚三」と読めたので、ネット検索すると、鎌倉・雪の下の岐れ路のところに「魚三」という魚屋さんが現存していました。
映像には隣に「床屋」らしき建物もうつっているので、ここに間違いないと思います。
魚屋は54年経ってさすがに店構えは変化していますが、隣の床屋らしき(営業してない様子)
建物は映画当時の建物(屋根、窓、戸の形など)とほぼ同様の感じです。
魚屋の写真そのものははばかられるので、当時の雰囲気を残した「床屋」らしき建物の写真を掲載します。
上の写真が「床屋」跡。
下の写真の左の店が鮮魚店「魚三」。映画で山村聰は写真の通りを手前に歩いてくる。