成瀬映画に登場する風景
NEW 2018.4.4 画面写真追加
『春の目ざめ』(1947年)@ 2009.8.8
『春の目ざめ』は主演の久我美子さんが本のインタビューで「長野県松本市のロケ」と語られていましたので、
先日、松本に出張した際に画面写真を現地の方にも見ていただき、それらしき場所を教えてもらいました。
久美子(久我美子)と妹が、久美子の友人の浩司(杉裕之)の姉の婚礼の様子(人力車での移動)を見る、
松本市の中心の「女鳥羽川」にかかる「中の橋」
高い木は「四柱(よはしら)神社。建物の裏は観光名所の「縄手通り」。
両方とも映画の中に映っている。このロケ地は間違いないかと思います。
上記の「中の橋」の左手側の道。この通りを手前に向けて人力車に乗った花嫁の一行が通る。
上記の「中の橋」の逆側(上流側)。映画でも花嫁道中を眺めている久我美子と妹の背景に映る。
山並みもはっきりと映っている。左側の建物(:縄手通り商店街 土産物屋、飲食店など)の屋根の形も当時と近い。