成瀬映画に登場する風景


NEW 2018.4.6 画面写真追加


『稲妻』(1952年)B 2011.11.26

『稲妻』の中盤あたり、次女・光子(三浦光子)と三女・清子(高峰秀子)が歩くシーンに登場していると思われる、
東京・文京区根津(千代田線・根津駅)の不忍通りの一本裏の道。

映画では、着物姿で桶のようなものを持っている三浦光子と白いブラウスシャツを着ている高峰秀子が歩きながら話すシーンに登場します。

ロケ現場でないかと推察する根拠は、映画に木造3階建ての日本家屋が映っていて、これが根津で有名な串揚げ店の「はん亭」の建物だと思われるからです。
「はん亭」のホームページによると明治に建てられ、関東大震災でも太平洋戦争の空襲でも焼けなかったとのこと。

さらに、細かいですが、「はん亭」の隣のビルの窓のサッシの形状や電信柱の位置も映画に出てくるものとよく似ています。
通りの雰囲気も似ているので、おそらくロケ地はここに間違いないかと。

@2人の会話するシーンの最初に登場していると思われる道。下記写真の反対側(向こうは上野方向)

A2人の会話するシーンの最後に登場していると思われる道。影になっている建物が3階建ての日本家屋(現:はん亭)
B根津・はん亭

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