成瀬映画に登場する風景

NEW 2018.4.6 画面写真追加


『母は死なず』(1942年)2013.7.14

成瀬映画特集でも上映する機会のほとんどない、昭和17年の「母は死なず」。
私はスカパー日本映画専門チャンネルで以前放送されていた「成瀬巳喜男劇場」の放送の録画で観た。
病気で妻(入江たか子)を失った夫(菅井一郎)が男手一つで一人息子を育てるという話。
この映画の後半で、息子と二人で妻のお墓参りに出かけた後に登場する、東京・世田谷にある「松陰神社」。
言うまでもなく幕末の思想家・教育者である吉田松陰を祭神とする神社。
菅井一郎と息子は、理由はわからないがこの神社を参拝する。
この作品には後半に亡き妻との新婚旅行の思い出の地として日光・中禅寺湖も登場する。


鳥居は建替えられたようだが、石碑は映画の当時とほとんど変わっていないように見える。

 

正面の社殿と石燈籠は映画の当時とほとんど変わっていないように見える。
社殿の左側奥には松陰の墓もある。

 


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