番外編
『グラマ島の誘惑』 川島雄三監督
1959年 東京映画

NEW 2018.4.14


本作は、前半から中盤までは架空の島(グラマ島)が舞台(ロケ地は千葉県の海岸とのこと)で、後半に東京のロケ地が少し登場します。


当時の東京・日比谷の映画街。1934(昭和9)年に開館し、1984(昭和59)年に閉館となった「日比谷映画劇場」の入口。
1958年の米国映画『熱いトタン屋根の猫』の看板が映っている。現在は「日比谷シャンテ」。
映画では車の中に乗っている男と映画館の前の男(白いコート)が森繁久彌の二役。

現在は2018年3月29日にグランドオープンした「東京ミッドタウン日比谷」の超高層ビルが目の前にそびえ立っている。一部グーグル地図写真を使用。

    

 


「東京ミッドタウン日比谷」。4階には新しく「TOHOシネマズ日比谷」がオープンした。

  


 


日比谷映画劇場(現日比谷シャンテ)から帝国ホテルに向かった道。
写真正面右側の建物は、昨年(2017)『『幕末太陽傳』公演が行われた「東京宝塚劇場」。
最近までは車も通る道だったが、「東京ミッドタウン日比谷」オープンの際に遊歩道になった。

画面には「日比谷映画劇場」の隣にあった「有楽座」(現日比谷シャンテ)の一部が映っている。
ネットによると「日比谷映画」は1375席、「有楽座」は1572席あったとのこと。

私は1980年頃、リバイバル上映された『2001年宇宙の旅』を「有楽座」で観たことがある。
大スクリーンに映し出された宇宙空間の迫力に圧倒されたことをよく覚えている。

 


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