番外編(川島雄三作品)
『花影』A 川島雄三監督
1961年 東京映画

NEW2018.5.6


足立葉子(池内淳子)の勤める銀座のバーの客・畑浩介(有島一郎)。
妻を亡くして一人娘と暮す浩介は葉子を愛している。
葉子は浩介の家を訪ねた後に、一緒に多摩川に面した道(都道11号線)を散策する。
住所は東京・大田区田園調布。東急東横線「多摩川駅」の近く。

写真の橋は「丸子橋」(『シン・ゴジラ』(2016 東宝)で壊された橋!)。
写真の左側を進んで、途中左に曲がったところに浩介の邸宅があるという設定。
本作では邸宅も画面に登場するが、これはどう見ても本作より3年前の
川島映画『女であること』(1958)の森雅之、原節子夫婦の邸宅と同じだ。

   

上の写真の逆アングル。前に見えるのは東急東横線の鉄橋。右の森は「多摩川浅間神社」。この辺りの風景は撮影当時とそれほど変わっていない。

  


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