番外編
『縞の背広の親分衆』 川島雄三監督
1961年 東京映画

NEW 2018.4.16


森繁久彌、淡島千景、フランキー堺主演の本作。脇役として、愛川欽也、渥美清なども出演しています。
本作のロケーションには、東京タワーや芝公園界隈が頻繁に登場。
当時、川島監督が暮していた「日活アパート」(跡地:「ダヴィンチ芝パークビル」:東京都港区芝公園2-4-1=写真)の周辺でロケ撮影していたことになります。


フランキー堺が笛を吹いて、3人の若者にランニングさせるシーンに登場する東京タワー近くの芝公園。すべてグーグル地図写真を使用させていただいた。
実際の撮影場所はもう少し東京タワー寄りの場所だろう。
画面右には2001年に閉鎖された「芝ゴルフ練習場」(現在跡地の一部は「東京プリンスホテルパークタワー」)も映っている。
早回しなどもあって、川島映画の中でよく見られる「スラプスティック」的な表現。



 


「愛宕神社」(東京都港区愛宕1丁目)の石段。私もこの石段は数回登ったことがあるが、途中で止まって下を見るとかなり怖い。都内でも有数の急な石段だろう。

   


    


現在はオフィスが数多く立ち並ぶ地域である、東京都港区の「芝大門」。増上寺に向かう門。
映画では、フランキー堺と3人の若者は芝大門の手前の道を曲がり、そのまま地下に入っていく。地下はもちろんセットだろう。

 

         


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