NEW 2019.4.20
芸者の菊江(吉川満子)と照菊(水久保澄子)が渡る大森の料亭街の中の橋と工場街の海側の風景。
ここは昔「大森新地」と呼ばれた料亭街で、現在の住所は「東京都大田区大森本町2丁目(8番、16番、17番)」。
京浜急行の「平和島駅」に近い。木の植え込みは昔の堀の跡。画面写真の橋の下の堀か?
グーグル写真と地図を使用した。写真は下記地図の2丁目9番側からのアングル。
不良学生が登場する夜の縁日の場所は、蒲田駅東口。
不良学生たちを追いかける刑事役で一瞬映る笠智衆を発見(これは管理者による)
ラストシーンは「品川駅ホーム」。
当時のひらがな表記の「しなかは」は逆に読むと「はかなし」とはTさんからの指摘。
映画の中に洒落っ気を持ち込むことの多い成瀬監督なので、そのような遊び心を意図したかもと管理者も納得。
本作の雰囲気は正に「はかなし」である。
ロケ地と関係ないが、本作のヒロインの水久保澄子。当時のアイドル的な女優だったようだが、
Perfumeの「のっち」こと大本彩乃にかなり似ていると思うのだが・・・・