成瀬映画に登場する風景

『コタンの口笛』(1959年) ④ NEW 2019.5.18


北海道 千歳市

 ネットで「千歳市 映画コタンの口笛 ロケ地」と検索すると、本HPとともに
 「映画の中に見る千歳」という資料(新千歳市史通史編下巻 第7編資料)が出てくる。
 そこに本作のロケ地記述が掲載されていたので、現地ロケの時に参考にした。
 資料には次のように記述されている。
 ・昭和30年代の千歳の町並みを背景にした千歳の代表的映画。
  蘭越(注:らんこし)地域の千歳川沿いにオープンセットを造り、
  さらに支笏湖を背景に絵を描くシーン(本HP『コタンの口笛』⑤参照)や市街中心部(仲の橋通り=本HP『コタンの口笛』ロケ地③参照)、
  中央バス千歳営業所、千歳高校のグラウンドや旧校舎など、撮影は主に千歳市内で行われ、多くの市民エキストラが協力していた。
  下記地図参照。


      


映画の中に二度登場する「中央バス千歳営業所」の前の道。
60年前の映画で建物も変わっていて、また現在はここからはバスの発着はされていないので
画面写真の正確なアングルはわからなかったが、場所はここに間違いない。




映画ではユタカ(久保賢)とマサ(幸田良子)が通う中学校。ロケ地は千歳高校(上記資料)。
画面写真でも、学校は高台にあり街並みが見える。

 

 


   


ユタカ(久保賢)とマサ(幸田良子)が父親・畑中イヨン(森雅之)一家が住んでいる、千歳川沿いの集落。
写真は千歳市から支笏湖に向かう道の途中にある「蘭越」地域で千歳川の上流。
オープンセットを建てた場所は不明だが、雰囲気は似ている。バスの車内から撮影した

 



  


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