番外編 2004.1.23
『羅生門』 黒澤明監督
1950年 大映京都
先日京都に行った時に訪ねたロケ地です。
場所は京都・長岡京市にある「光明寺」(総門の横から墓地に抜ける道)。
「羅生門」の中で、三船敏郎、京マチ子、森雅之の3人がそれぞれ違う証言をするシーンの森です。
東宝から出ているDVD「黒澤明 創造の軌跡」の中に、「羅生門」の元スタッフ(田中徳三監督など)が光明寺のロケ場所を訪ねるシーンがあるので
この場所で間違いないと思います。
書籍その他によると、冒頭の豪雨の羅生門に続く、志村喬が森を歩くシーン(ボレロの音楽)は奈良の山で撮影されたようです。
この石が目印となりました。実際の撮影場所(三船敏郎と京マチ子のキスシーンなど)は、写真手前の右側の森の中のようです。
上の写真を反対側から見たもの。つまり写真手前の左側がロケ現場か。
陽は射してませんが、映画ではギラギラと光る太陽に向けた宮川一夫のキャメラの映像が印象的