成瀬映画に登場する風景


NEW 2018.4.15

『妻として女として』(1961年)

本作にはロケーションも少し登場しますが、場所の特定はかなり難しいです。
その中で、ロケ地として推測できるのは箱根・芦ノ湖畔の「湖尻」。湖尻は『杏っ子』にも登場。


三保(高峰秀子)が女友達(淡路恵子、藤間紫、関千恵子)と遊びに出かける箱根「湖尻」。
車を運転するのは、十朱久雄。画面写真の和服姿は高峰秀子と藤間紫。
山の形がほとんど一緒なのでおそらくロケ地はここに間違いないと思われる。グーグル地図写真を使用させていただいた。
映画の画面では自然そのままの風景で、もちろん遊覧船乗り場も無い。

 

 


上の写真の斜め逆アングル。やはり山の形が似ている。

 


ロケ地が不明なのは
@大学教授役の森雅之が勤務している大学の外観。(画面は森雅之に会いに行く高峰秀子の後姿)
A森雅之の息子役の大沢健三郎が通う中学校の前の道(画面左は同じく高峰秀子)

 
@  A


高峰秀子が中学生の大沢健三郎と友達を遊びに連れて行く「後楽園遊園地のジェットコースター」。右の写真の左側には「後楽園球場」が映っている。

 


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