医療法人弘生会小田切医院

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インフルエンザに注意  !!!

インフルエンザはかぜじゃない 

実はもともと「かぜ」などという病気自体がないのです

「冗談じゃない!現に俺はかぜをひいているし、医者でもちゃんとかぜだと言われたぞ」という方もいらっしゃるでしょう。たしかに「かぜ」と言う病気はないのですが、「かぜ症候群」とされる一群の病気はあるので、そこら辺の症状はすべて「かぜ」ということにしてしまうのです。


ちょっとわかりずらいですね。「これがかぜだ!」とはっきりと確定できる病気はなくてかぜっぽいいくつかの症状があって、そのまとまったものをかぜと呼んでいるのです。たとえば 熱が出る、鼻や喉の炎症、痛み(関節痛など)
かぜのひきひき始めは鼻が変で、喉が痛かったりするでしょう。だから、かぜは鼻や喉の急性炎症ともいうことができます。


かぜにはどんな種類があるか;かぜ症候群はいくつかに分類することができます。

1

. 普通感冒  2.インフルエンザ 3.咽頭炎気管支 4.炎肺炎など

普通感冒(いわゆる普通のかぜ)

これは私たちが「かぜ」と呼んでいるものです。
鼻炎症状が強いので、鼻が出たり喉が痛かったりしますが、一般的に軽い症状です。経過・予後も良く、1週間ほどで治ります。全身症状はほとんどありません。

 症状:

くしゃみ、鼻水がおおく、せきやのどの痛みがあります。発熱はないか、あっても37度代です。全身がだるく、頭が痛いこともありますが、一般に軽症です。

インフルエンザ

ふつうのかぜは喉の痛みではじまることが多いのに対して、インフルエンザは寒気や倦怠感、あるいは全身の痛み(頭痛も含む)ではじまりかぜに比べて熱も高く、しかもそれが継続します。
インフルエンザは何種類かあるインフルエンザウイルスによって引き起こされ、ウイルスは咳やくしゃみなどによって散布され、それを吸入することによって伝染します。強い伝染力をもっているので、学校では学級閉鎖の措置をとって流行をくい止めます。
また流行する時期も決まっていて、1月から3月が多く、夏に流行することもあります。

症状:

寒気、倦怠感 頭痛 全身の筋肉、関節痛で始まり、熱は39度から40度になることもあります

症状は普通感冒に比べ重く、食欲減退、吐き気、下痢などおこります。

世界的な大流行

がかつて何度かあり1918-19年のスペインかぜの流行はなんと!約2万人の死亡者を出したようです。

また、1957年のアジアかぜ、1968-69年の香港かぜも世界的に大流行しました。           

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最終更新日 : 2007/6/1