故合って憧れのCクラスに搭乗!
路線は昆明〜南寧、南方航空CZ3460便。
反対方向の便ですが、この便のYクラスは、搭乗記録Tの3459便とほぼ同等です。
さてさて、Yクラスのサービスとどこが違うのか?
昆明〜南寧、約600km、時刻表上の所要時間1時間、実際の飛行時間は50分。
で、出されたお食事が上の写真。なんとえれがんとでしょう。
1度上級クラスに乗ると、下に戻れなくなると言う気持ち、わかりますです。
ちなみにこの便(A320)のCクラスは横4人がけ×2列の8席、だからこそこの短距離路線でこれだけの準備ができるのかもしれませんが…。
まず席についたときの空姐の笑顔。笑顔は期待していない南方航空だけにまずびっくり。そして離陸前のウェルカムドリンクはオレンジジュースかミネラルウォーター。離陸10分後、テーブルに真っ白なクロスが敷かれる。そしてお土産のネクタイが配られる。離陸15分後に飲み物サービス。国内線にもかかわらず、アルコール(ビール、ワイン)つき。当然ワインを頼む。おつまみのナッツもいっしょにいただくが、前方からは良い香りが…というわけで、これはお土産に持ち帰り。離陸25分経過、トレーが運ばれてくる。食器は陶器製。メインの炒め物、三食ソテー、ライスは、多分これが使い捨て容器に入ってぽんと置かれると、後部Yクラスと同じになるのだろうが、食事には雰囲気が大切。陶器の器に入っているだけで、格が上がる。そして何故だかパン、フルーツつき。こうなればどう見てもコンビに弁当には見えまい。コップのワインが減っていれば、ビンを持ってもう1杯いかがですかとやってくる。
なるほど、余裕さえあれば、ここ中国でも痒いところに手が届くサービスと言うのは行われているのですね。
もっとも、わざわざ私のために封を開けたワイン、開けてしまったものはいくら飲ませてもコストは変わらないかもしれないが…などと考えてしまうのは、身分不相応な場所に座っている貧乏人の考えることかもしれません。
のんびりとランチを楽しんでいるうちに早くも機体は下を向き始め、さすがに私を慌てさせる。食事が終わってトレーを片付けに来た空姐は、またまたワインのビンを持っている。そうこうするうちに着陸態勢。
あっという間の50分でありました。
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