まずは私の故郷、広西が天下に誇る一品。このメーカーのビール、何種類かあるようだが、はっきり言ってうまい。この世で私が最も愛するビールのうちのひとつです。もっとも中華料理の油と広西の暑さで私の味覚が狂っているのかもしれませんが(笑)。
象のマークが目印のラベルもラブリーではありませんか。おまけに広西には存在するはずのない、後ろの雪山が涼しさを強調していますねえ。ちょーさわやか(超爽)ってのも結構ですね。
今は冷房のある生活ですが、以前はそんなものを望むべくもない環境、そんな中でこの漓泉ビールはまさに救世主でした。いや、でも私の独断だけではなくて、これ、うまいという日本人、多いです。ただ、広西ではもっともメジャーなこのビール、一歩外に出ると全く見つからなくなること。ことほど左様に中国地ビールの世界は奥が深いのです。
日本に帰国しようものなら、とたんにこの漓泉ビールが恋しくなる、私なのでした。
なんと、この夏、ラベルが変更に!個人的には以前の(1999年改定バージョン)方が好きです。ラブリーな象がラベルから姿を消し、「全生態NATURAL」の文字が。緑色食品とか、最近の中国の流行は自然食品系に向かっているようです。なお、金色がうまくスキャンできなかったのですが(下図)、現実のラベルは鮮やかな金色主体の色使いです。
試飲データ(試飲と言うか、いつも飲んでるあの味(^^;)
製造地:広西桂林市
購入日、購入場所、試飲日等基礎データは、多すぎて書けません。
価格:2.5(スーパーなどのぬるいもの)〜3.5元(飲食店の冷たいもの)程度
スコア:10
さて、この会社、今度は赤ビールなぞを開発しました。味はちょっと黒ビール(ギネスなど)に似ています。説明を読むと、やはり焦がした麦芽を使っているようです。これと一般のビールを半々に割って、ハーフアンドハーフにしてもいけます。
ラブリーな赤色が得点を稼ぎ、スコアも伸びました。
この赤ビール、1999年秋〜2000年3月(一度帰国した)に見かけたのですが、最近全く見かけません。おーい、赤ビールやーい戻ってきておくれ。
試飲データ
製造地:広西桂林市
購入日:1999年11月20日
購入場所:広西来賓県某スーパー
価格:3.1元(ただし中壜)
試飲日:1999年11月20日
スコア:11