うさぎのくれた  
  バレエシューズ


安房 直子 作
南塚 直子 絵


小峰書房
 ISBN 4-338-06911-2



STORY

バレエ教室に通い始めて5年もたつというのに、
なかなか踊りが上手にらない女の子は、
お正月にも、誕生日にも、七夕にも、いつも同じ願いを繰り返しました。

おんなのこのねがいは、たったひとつだけでした。
「どうか、おどりがじょうずになりますように」
(『うさぎのくれた バレエシューズ』より)


すると、ある朝女の子のところに一足のバレエシューズが届きました。
<おどりがじょうずになりたいおじょうさんへ 山のくつや>

女の子がそのバレエシューズをはいてみると……。


COMMENT

さくら色のバレエシューズに、さくら色のドレスを着て、
満開のさくらの木下でウサギのバレエ団と一緒に踊るなんて、
とってもステキ!!ですね。

さくら色の夢のようなひとときが、乙女心をくすぐります。
さくらの花の咲く季節にぴったりの、夢のある絵本です。




  



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