12月22日(土)
ウチのオヤジっていうのは、結構な男前で、
ウチの弟もまた、結構な男前なのです。
だから私は拾われてきた子供だとずっと思ってきたのです。
でも私も成長して、おばあちゃんにそっくりになってきたので、
まあ赤の他人じゃなんだな、と納得しつつあるのです。
さて今日はそんなオヤジとまた一緒にお仕事。
今日も分割のお金を払わずに逃げ回る債務者から、車を回収するお仕事です。
皆様が仮に車を分割で購入したとして、諸所諸々の理由からお金を滞納していたら、
どうしますでしょうか?
素直に信販会社に電話して、入金を待ってもらう、とか
親類縁者を頼って、なんとか入金する、とか、
車両を返却して、売却してもらい残債に充当するか、
または跡形もなく逃げる道を選ぶのか・・・
私どもがお相手する方々は、上記のような考えを持つでもなく、
ただ対応がめんどくさい、という理由で引っ張ってる方々がほとんどであります。
そんな相手に車両を引き渡すことを同意させるのはどうしたらよいか?
大義名分は契約書に一部の隙もない信販会社の言い分にあるのですが、
いきなり変な男が二人来て、じゃあ車持ってってください、という展開は
実際にはあまり無いんですね。
しかし今日のオヤジはすごかった。
いきなり債務者のアパートに訪問し、チャイムを鳴らす。
債務者が怪訝な顔をして顔を出します。
父「あのね。車持ってくから。」
はい。交渉も何もありません。いきなり結論です。
相手は20代の男性です。かわいそうに、見かけヤ●ザの中年の不意の訪問に
目を丸くしている様子がミエミエです。
すると奥からこれまた20代と思われる女性が顔を出しました。
3連休の初めの土曜日。しかも最後の日はクリスマスですよ。
考えられることは一つですね。
いつもならまた出直してきてあげよう、とオヤジをたしなめるはずの私ですが、
もう私の中の悪魔は完全に育ちきってます。
だまって経緯を見守ることにしました。
相手「あのう・・・今日持っていくんですか?」
父「そうだよ。心あたりあんだろ?」
相手「あのう・・・あさってクリスマスなんで・・・火曜日にしていただけませんか?」
父「大丈夫だよ。ウチは国民の祝日も年中無休だから!ガハハ!」
いいボケかたですオヤジ。
相手はウチの都合ではなくて、自分達のクリスマスの都合で物事を語ってるのに
全く自分らの仕事の都合しか考えてません。
・・・しかもクリスマスは国民の祝日じゃねーぞ!
相手「いや、そうじゃなくて。クリスマスには車を使用したいもので・・・」
父「なにを?じゃあ何かい?おタクの都合で物事を話してるのかい?」
ちょっと機嫌が悪くなる父。
相手「すいませんけど、クリスマスに旅行に行く予定なんで・・・」
父「そんなの電車で行けばいいじゃねーか。俺だっていつも電車で旅行だぞ!」
いいですねえオヤジ。アンタ、クリスマスってのが何もわかってない。
相手「クリスマスにもう宿も取ってしまっているんで・・・」
カワイそうに・・・もう相手、泣きそうだよ。
父「クリスマスクリスマスってギャーギャーうるせえなあ。
アンタは信教徒か?!俺にはそうは見えねえけどなあ!」
オヤジ、ちょっとかわいそうだよ・・・
・・・もっとやってくれ!
ここでオヤジのキメゼリフが入る。
父「あのさあアンタ・・・
信教徒でもないのにクリスマスの日は覚えてるくせして
どーして支払いの期日を忘れんのよ?え?」
相手「忘れてませんでしたけど・・・ちょっと待ってもらおうかと思っていまして・・・」
父「じゃあクリスマスの旅行も待っててもらえばいいだろうよ!
どうせいつだっていいんだろうよ!」
う〜ん。いい感じに若者にとってのクリスマスを理解していない。
今日のオヤジは最高だぜ!
結局
その若者から車両引揚完了!
基本的には本人に車内の私物の整理をしてもらうのですが、
あまりの悲しさに彼、ダッシュボード内のカセットテープをおろし忘れた模様。
搬送の道すがらそのテープを再生すると、
クリスマス用にシコシコと作成したと思われるウィンターソングが流れだす。
ええ。ちょっと泣きました。
あんまり哀れで。
父「良かったなあ。リーチ一発ツモだ。ガハハハ!」
凡「・・・」
父「それはそうとお前は24日は何もないだろ?」
凡「・・・・・・うん。」
父「じゃあ仕事な。」
・・・
どうでもいいけど、最近思うんです。
拾われた子供だったら良かったのに・・・・
12月21日(金)
私はね。別にクリスマスがキライなわけじゃないんです。
ただ、不便なんですね。
例えば聞きたいこととか話したいことがあって女性に電話したとしましょう。
別にクリスマスがどうとか、24日は暇?とか言う話じゃなくてね。
それがね。この時期になると
出てくれないんですよ。女の子が。電話に。
たぶんね。相手の携帯電話の着信履歴には私の名前と同時に
ギンギラギンという状態までも表示されてるんでしょうね。
いやあ。最近の携帯の機能はすごいですなあ。
わからないでしょう?ええ、そりゃそうゆう目にあってみないとわからないでしょう。
でもね。もしその時出れなかったにしたってね、
普通は着信履歴があったら、かけてみるもんでしょう?
それが思い切って一方通行・・・
被害妄想じゃないか、って?うん。それも恵まれた人の発想。
同じことを複数人の女性にやられてます。
ええ。間違えございません。
クリスマスだけは接触を避けたい男性。それが私です。
話を大げさにしますとね。
日本という国は差別があまりない、って評価を海外から得ていますよね。
しかし厳密に言うと、諸外国で行われていたという差別は
例えば人種差別、身分差別など、政策的に行われていたものが多かったわけです。
日本においても政策的差別が明治大正の時代まではキッチリ行われてきたわけですが、
それは同じ人種内で行われてきた事なんで、捨てるのをスパッと捨てられた、と
そう考えられているわけなんです。
しかしね。それは捨てたわけではなくて、
思いっきり身近のものにシフトしただけなんじゃないか、と。
例えば政策的差別が無くなったとたんに学歴社会が台頭してきたりね、
隣の奥さんがどーしたとか、同期のアイツが1年早く昇進したとか、
差別っていうのがとてつもなくミニマムになってるわけです。
だからよくいう人種差別、性別差別、ゲイやビアンに関しての差別は
国家・行政レベルでは問題があっても、心理レベルではほとんどなくなってる。
差別はいけないことだ、って風潮は素晴らしいことです。
でもみんな差別って何なのか?チャンと考えるべきなんです。
「中国人留学生、単身日本での奮闘記」
「闘病生活365日。難病凡作ちゃんの手記」
なんて番組で、涙ぼろぼろ流している女に限って、
平気で顔の不自由な人を差別しやがる!と。
まあそれを言いたかったんですけど。
今日は仕事でして、マクドナルドっていうオシャレな店で時間つぶしをしてたんですけど、
巨大な液晶画面で繰り広げられるのはクリスマス関連の映像とミュージック。
なんていうか
飢餓に悩む村の図書館の「美味しんぼコーナー」とか
刑務所に慰安に訪れ、自由の素晴らしさを歌い上げる尾崎豊とか
多分、そんなことやられちゃった人たちの心境に近いわけですよ。
まあ、私とか、類似の”漢”は強い意志の持ち主だからいいけどね。
強いものに行う差別は差別に見えないからタチが悪いけど、
そこのとこまでちゃんと考えてこその成人社会人じゃないかなあ、と
私は思います。
12月20日(木)
いやね。
今日、2本目のエロゲーを買ってしまいました。
心配すんなよ。これで終わりにするよ。
・・・多分。
しかしアレね。
喰わず嫌いもはなはだしいね。
今じゃ続きを楽しみたくて悶絶してるよ。
この日記も過去にない勢いで書いている。
そう。早く続きをプレイする為だ。
私って、ゲームに造詣の深いほうじゃなくて、
ドラクエなんかやっとの思いで”T”をクリアした程度。
ファイナルファンタジーなんかは30分で挫折する体たらくだ。
しかしエロゲーってのは目的があっていいですね。
ヤル気になるよ。
今日買ったのはバロメーター式の奴で、”ときメモ”に近いね。
んなわけねーだろ!と思い切ってツッこみたいところでも、
意外に心臓ドキドキしている自分を発見できるね。
多分、この日記を見てる人の中にも
うわあって思っている人もいるんだろうけど、ここは一つ
想像力?とか好奇心?が長けているんだなあ・・・とご理解していただく方向で。
そうだろうよ。
例えばバイセクシャルの人たちなんかを見てるとね、
普通に考えればうわあって感じかも知れないけど
よくよく考えれば二倍二倍の丸●毛布の世界よ。
常識の範疇内の行動って、
意外に人生のオイシイところを取りこぼしてるんじゃない?って感じ。
私は酒が飲めるほうじゃないんだけど、飲める人からみれば
酒の嫌いな奴は人生の20%損しとるなあなんて思ってるんでしょうけど、
バイの人から見ればそんな人だって
人生の何十パーセントは損しとるなあなんて思われてるかもよ。
ということでね。私は固定観念で日々淡々と生活するのではなく、
好奇心と行動と、それにかかるリスクを受け入れて人生を歩んでいくのも
またいいものだ、と思っているということを言いたいのです。
その私が言う。
エロゲーもアリ!だ。
まあ何回もやれば飽きそうな気配はあるけどね。
みんなもちょっとずつディープな世界へ足を踏み入れてみようよ。
えっ?
・・・何ですか?
「お前はディープな世界の前に、まっとうに人として通る道を通るべき」?
何のことですか?
「例えば、
バイとかSMとかを語る前に、普通の恋愛を経験してからそういうことを語れよ。」?
アンタ。それは言わない約束でしょ!
12月19日(水)
23日に宅配便にて99本の赤いバラが届く。
彼女は送り主の記名がないこの贈り物に、若干とまどう・・・
しかし情熱をあらわすヴィヴィットな赤いバラを手にして、
彼女は自分の部屋にその花を飾る。
(明日はクリスマスイブ。ちょっとロマンティックね。)
明日は付き合って間もない凡作君と食事の予定だ。
凡作君は誠実で、ちょっと不器用だけどやさしい。
そんな彼には悪いけど、送り主の不明な赤いバラのプレゼントなんて・・・
ちょっとミステリアス。フフフ、ごめんね凡作君。
そんなことを考えている間に、眠りにつく彼女。
明日は休日の月曜日。クリスマス・イブ・・・
彼女が目覚めると、もうお昼近い時間。
ちょっと遅く起きた休日、目の前の赤いバラに目をやる彼女。
1年に一度のロマンティックな日。
でも凡作君は探偵のお仕事をしてるので、今日も仕事だって。
だから今日の食事は遅い時間になっちゃうんだって。
早く逢えるといいな。
待ち合わせの時間。
さっき凡作君からの電話で「ごめん。ちょっと遅れそう。」だって。
「もおう。」と怒ったふりはしたけど、あんまり申し訳なさそうなんで、最後は笑っちゃった。
あっ!凡作君だ。
スーツ姿で走ってくる。フフッ。もうちょっとスマートに登場できないかなあ?
約束に5分遅れね。ちょっと怒ったふりしちゃおうかしら・・・
凡「ごめんね。待たせちゃって・・・」
女「もう。待ってる間何人にも声かけられて困ったんだからね。」
凡「ホントに?」
女「あ〜。ひど〜い。」
うそうそ、ってあどける凡作君。
凡「あっ、そうそう・・・君に渡したいものがあるんだ。」
えっ?きっとダサいアナタのことだから、ピンとこないブランド物か何かね。
でもいいのに・・・アナタが急いで来てくれただけで・・・
その時、凡作君は一輪のむき出しの赤いバラを取りだして、こう言った・・・
「はい。君に100本目の赤いバラのプレゼント・・・
メリークリスマス。」
・・・
・・・凡作君
好き
すいませんすいません
以上、妄想のコーナーでした。
いやあ。バラの手配とスーツの用意は出来たんですけど
彼女の用意が出来ませんでした。残念残念。
あと5日間ぐらいあるみたいですけど、5日じゃねえ。
「あきらめたら、そこでゲームセットだよ。」
うるせえ!俺はなあ、十数年頑張ってきたんだよ!
かすりもしなかったよ!
もう既にゲームが終わってることに気づいたんだよ。悪いか?
・・・すいませんね、凶暴で。
でもね。今日、書いてて思い出したことがありまして。
”寿司漢”にも書いたニーマンって奴が、好きな女の子の誕生日に花束を贈ったんですね。
花束に「ハッピーバースデー」と書いたカードを入れて、そのコの家の玄関に置いてきた、と。
どうなったと思います。
バイト先に警察が訪ねてきましたよ。
「家屋不法侵入として、苦情が来てる」って・・・
みんなで腹を抱えて笑っていたんですけど、
ニーマンと私だけは泣いてましたよ。
ええ。わかりますもん。彼の痛みが。
ウソのようなホントの話です。
まあ、そんなロマンティックがとまらない状態のことは
特権階級の方々でやっててください。
私はパチスロにでも行ってきますわ。
イブにパチスロなんてヤル人から金をむしり取るなんてひどい人、
そんなひどい人なんて世間の女性ぐらいしかいないでしょうから・・・
12月18日(火)
名前は伏せさせては頂くが、とある常連からメールが届く。
冒頭からこの日記についての批判であったのだが、
それに付け加えるように
「・・・それとエロゲーを買ったのですが、インストールの仕方がわかりません。
教えてください。一緒に遊びましょう。」
ププッ。なんだこの男は。いい感じの変態っぷりだ。
しかしアレだけども、私ともあろう男が、パソコンのエロゲーについては
いままで興味を示したことも無かった。
数年前、「ときめきメモリアル」というゲームをやったことはあるが、
忠実に私の高校時代をトレースすると、誰にも告白を受けず、
精一杯自分を取り繕っても「清川さん」にしか告白されない、という
ゲームにおいても恋愛に不向きな体質であることに気づいてヤメた。
喰わず嫌いなのかもしれない。
とにかくも、だ。エロの世界において奴の後塵を拝するわけにはいかんので、
今日はエロゲー購入を決意。
もしかして自分の知らない目くるめく官能の世界が待っているかも知れん。
大体、エロゲーの一つもやってなくて、「趣味:パソコン」なんていえないでしょ。
ITエンジニアのほとんどがエロゲーからパソコンの世界に入ったことを、私は知っている。
さて、そう決意すると行動の早い私。
しかし初心者にとって綿密なリサーチが必要であることは言うまでもない。
そこでパソコンに詳しい友人のもとを尋ね、レクチャーを受けることにする。
「時に君。」
「何?」
「エロゲーというのは一体何ぞや?」
「それはね。エロゲーからエロを抜いたのが”ときめきメモリアル”さ。」
何い!ホントか?
俺はてっきりエロマンガの紙芝居のようなものだと思ってたぞ。
「うん。そういうのもあるけど、大体今のは
ストーリーの中に違和感なくエッチな描写が含まれていてね。
ちゃんとしゃべるし、まあなんというか、もうタマラナイ・・・」
これ以上のレクチャーを聴くと、危ない世界へ足を踏み入れそうなので、退去。
某パソコンショップにて。
鬼のような勢いでエロゲーが参列している。まず好みの絵とジャンルを選択。
裏面を見る。すると、WindowsXP対応という表示が付いているものがない。
(WindowsMeどまりか。何だよ企業努力のない分野だな。時代に追いつけよ!)
・・・と文句を言っても仕方がない。
(もし作動しなかったら、勿体ないなあ。でもXPなら大丈夫か?)
・・・などと悶絶していると、
隣でサンタさんの格好をして「筆王(年賀状ソフト)」を売っているお姉さんの
冷ややかな視線に気づく。
何でしょ?俺がマイクロソフトオフィスを買おうが、ホームページビルダーを買おうが
エロゲーを買おうが、いいでしょお客さんなんだから。
それとも何かい?う〜んう〜ん唸りながらエロゲーを吟味しているのが不思議なのかい?
いやそうじゃないんですよ。内容を吟味してるわけではないのですよ。
我がPCで作動するのかどうか確認したいんですよ。この分野では初心者ですから。
内容を吟味する優柔不断君に思われるのがイヤで、あえて言い訳がましく
「あの〜すいません。」
「は?・・・何でしょう?」
「このソフト。XPに対応してますかね?」
年頃の女性にエロソフトを差し出すなんて、世が世ならセクハラもいいとこだが、
それも彼女の仕事。黙って涙を飲んでいただく。
「あの〜。私ビジネスソフト担当なんでわからないんですけども・・・
返品は効かないんでチャンと選んだほうがいいと思いますよ・・・」
チャンと選べって何だよ?
俺だってエロゲーを返品に来るほど根性が座ってねーよ!
・・・と思いつつも、それ以上に
困ったような表情を浮かべる女性の口からエロゲーを「チャンと選んでね。」って・・・
なんかいいね。うん。ちょっとエロちっくだ。
うん。彼女ができたらエロビデオを選んでもらうことにしよう。ちょっと変態?
購入。そして帰宅後インストール。
無事にXPでも動作しているようだ。
さて、未体験の世界にLet’t Go!である。
・・・
・・・ふ〜ん
・・・
・・・おっ!
・・・
・・・(汗)
・・・ごくっ!
・・・
・・・なんと言いますかね。
やっぱり展開がチープなんですよ。
普通に生活していてアレだけムードあふれる展開があるわけがないでしょ?
何で、同時に2人もの女性に告白されなくてはならないんですか。勿体無い。
なんで四六時中ヤリまくれるんですか。
夢のような展開がゲームの売りだとしてもね、もうちっとリアリティを追求して欲しいんですよ。
まあ、この手のゲームに詳しい人。
何かオススメのエロゲーがあったら教えてくださいね。
あっ、そうそう。もう一つ教えてください。
さっきから
猛烈にオ●ンチンが痛いんですけど・・・
どうしたらいいんだか教えてください。
なんだかかつてない勢いでボ●キしてるようなんで・・・
12月17日(月)
・部屋の掃除
・会社の同期とパチスロ、その後勝利をたたえるように焼肉大会
・死ね死ね団大悶絶キムチ鍋パーティ
・クリスマスイブだよイブX大会
・F−ZEROタイムアタック大会
・築地の寿司屋にて「板さんお勧めの白身は何?」と舌鼓大会
・部屋の掃除
・特攻(ブッコミ)の凡作、星降る夜空の下の大爆音大会
・葛西臨海公園にて鳩が豆鉄砲大会
・自動販売機で無差別無意味にコンドーム購入大会
(以上、過去十年間の、とある日付における私の行動)
さて。神童は1教えて10知るとはよく言いますが、
私はごく一般的な人間でありまして、やはり
私がまともにクリスマスを過ごすことが出来ないことに気づくのに
やっぱり10年もかかってしまいました。
♪恋人はサンタクロース 本当はサンタクロース(Byユーミン)
へえ。よかったね。だから?
♪クリスマスキャロルが 流れる頃には〜(By稲垣潤一)
その頃はスケベしとるんだろ!お前ら!
♪きっと君はこない〜(By山下達郎)
山下君。君だけだよ。僕の心境をわかってくれるのは!
まあいいよ。お前らがクリスマスを楽しんでいる代わりになあ。
俺様は他のイベントで思いっきり楽しんでやる!
建国記念日のイブ、憲法記念日のイブ、みどりの日のイブ・・・
気が触れるほど楽しんでやるから覚悟しておけ!
勤労に感謝してやる!敬老してやる!秋分してやる!
チンカスども!24日に一人でいたってなあ、
俺が決して人生の楽しみ方が劣っていないことをお前らに教えてやる!
・・・
まあ
あと一週間の辛抱だ・・・
涙
12月16日(日)
インターネットとは双方向であり、かつ発信者のある程度の秘匿性も守られているからこそ、
ここまで普及発展したものであると思われます。
ホームページもまたしかりで、顔のみえないアイドルもいれば、
世を忍ぶ仮の姿でインフラを暗躍する剛の者も当然いるわけです。
しかし、私といえばどうだろう。
どんな人がこのホームページを見てるのか?
ほとんどが知り合いにアドレスを配布しており、
私と逢った事のない人の方が少ないのだ。
とあるサイトの管理者の方(ちなみに私は師匠と呼んでいる)にリンクをお願いして以来、
他に一軒もリンクがないのも、これ私の不精ゆえ、というかこれ以上恥をさらせない自制の念。
故にこのホームページ以前の知り合いからは
凡作さん。やってますなあ〜ハハ
と、乾いた笑いで迎えられ、
このホームページで出会った人物と”漢”会で落ち合えば、
凡作さん。
日記どおりのイイ壊れ具合ですなあ〜ガハハ
と、特に自分を演出しているわけでもないのだが、まあよくこう言われる。
友人の紹介で出会った女性もいたりするのだが、
これも私のいないところで「アイツのホームページ教えてあげようか?」
「うん。みたいみたい!」
というやり取りがあったかどうかは知らないが、
とにかく、後日その女性が即日「お気に入り」から削除したと言う事実を聞いたとき、
とめどもなく私の目から大粒の涙が流れたものだ。
知り合いに見せてはいけない内容なのでは?と自問自答する今日この頃。
はて?何の為に汚れていくのかさっぱりわからないが、
見て見ぬふりをしてくれる友人や、
このホームページを見てもかつ自分の結婚式に呼んでくれる友人もいるわけで
水清ければ魚住まず。こんな男が一人ぐらいいたほうがいいのだろうか?とも思う。
しかし当然、こんな生態系の男と付き合う奇特な女性がそう手の届くところにいるはずもなく、
かといって女性に関してこのホームページの存在をひた隠しにしてお付き合いを始めても、
親愛なる女性に隠しごとをつくることになる。
現状、おかれた心境とこのホームページの間に
えもゆわれぬ大いなる矛盾が内包していることに気づきつつも
以下のように文面を続けてしまう自分が恐い。
今日はソープに一人で行った
テレクラのはずじゃあ?と、ごく少数のヘビー読者はいぶかしがるかもしれないが、
心配するな。その予定は明日に繰越となっただけだ。
首尾一貫しない私の言動に苛立ちを覚える諸君の為に、ちょっと経済評論家風にご説明しよう。
ともかく、私のモチベーションがクリスマスストラテジーにおける波及効果の如何を問わず私自身のマインドにベクトルが向いている以上コンセンサスとしてはプライオリティとしてまず実効的かつ直接的な構造の変遷が必要でありよってテレクラという極めてゼネラルなコンセプトの形態ではサティスファイすることが非常に困難であるというデジションにより直接的交渉という概念では専門性に特化したところにアウトソーシングすることが適当であるという脳裏のリーダーシップ・・・
そう。もっともらしくわけわからない表現をするのが評論家の仕事だ。
今日の朝のテレビ番組をみて、そう思った。
しかし、ここまでお付き合いいただいた人のために、わかりやすく説明してみよう。
今日は絶対にエッチしたい気分だったから!
以上!