2007年  2月 26日(月)


早いもので、私が社会に出てから、もう10年経つとのことである。

その間に体重は30kgも増加しただろうか?意気揚々と社会に飛び出し、そしてヤサグれて、気づけばほとんど誰もみていないようなHPをシコシコ更新しているようなオトコになっているのであるが、友人というのはありがたいものである。



大学時代のゼミの同級生が、10周年を記念して旅行の企画を立ててくれた。

互いに各々の道を歩き、結婚をしたものもいれば離婚したものもいる。転職をしたものもいれば私のように時給幾らの生活をしている私のようなものもいるわけだ。とは言え、今やってるドラマ「ハケンの品格」な感じだから、胸を張って生きているのである。
ま、なんというか、大方の予想の通り”加藤あい”のほうなわけだが…

さておき、卒業してさまざまな人生を歩んでいるいろいろな人種が集まるわけだが、何よりゼミの同級生、ということでオトコもオンナもいるわけである。



もし皆様がピンク色の青春やら、やけぼっくりに火がつくような旅行を想像したのであれば、残念ながら
大きな間違えである。これと似たような趣旨の旅行を数年前に行い、それは伊豆半島は熱海であったが、我々の存在を蔑ろにする女性陣の目を盗んで夜の帳に繰り出して、それはそれは酷い目にあった苦い思い出ばかりが思い出されるのである。

(過去のこのサイトの"伊豆の踊り子"を参照されたし)



それを懸念してかリーダーの
K君が、今回の旅行先を「京都」と設定したのは、見るところも多く、観光地としては上品なイメージを纏うところから大多数の同意を得られることが、その理由の大きな部分に違いないと思う。



私にとっては仕事でそれこそ30回以上は訪れている京都の町であるが、そんな私の意見を丁重に
黙殺して頂き、綿密に計画を立てられた旅行の日程は来月の3月9日の土曜日出発。



(ああ、あと2週間ぐらいかあ)と、目を細めて見つめた先の駅のホームに映る「京都」という文字を見ながら思いを巡らせてみた。



そう、
昨日も今日も京都に出張であった。



仕事で言っているとはいえ、駅の周りでは何十泊もしており、四条大宮や清水寺、二条城や太秦などは通りかかるついでに立ち寄るぐらいなことはやっており、そういえばウチの婆さんを私に出張に合わせて一回連れて来てやった時の竜安寺の真っ赤な紅葉は見事だったなあ、と、京都タワーを見上げながら思ってみたりした。



そんな折、まさにK君から周知のメールが入る。



「で、実は俺、京都に来てるんだよねえ」と返信したところ、







「じゃ悪いけど、行きそうなとこ、下見しといてくれると助かるよ」と

すぐさまレスが入る。







「下見なんぞしたら更に俺の楽しみが減るじゃねーか!」という私の返信に、彼がどう思ったか定かではないが、多分彼は私の楽しみは観光ではなく、歓楽であるに違いないと確信しているに違いない。



ああ。期待に応えて、今回は
ピンク系タウン情報を。



京都付近では、市内の四条付近に歓楽街があり、

京都駅から電車で約20分でソープ有名な滋賀は雄琴。

京都駅から電車で30分ちょいで大都市である大阪。

キタかミナミかどちらが高級なのかはわからないが、なんばや心斎橋には伽場蔵があり

神戸は福原もまたソープで有名であり、なんだか上品な香りがしてきそうです。



さあ。君たちの旅の思い出を汚すことなら、俺に任せておいてくれ。





  2007年  2月 21日(水)


「リア・ディゾン」という単語を初めて聞いた時、新手のダイエット機器か若者の間で流行っているブームか何かだと思っていたわけだが、週刊プレイボーイか何かの雑誌をパラパラやっていると・・・









どこのお人形さんだよもおう!キャワイイじゃねーかコノヤロ



外国の女の子なんだろうけど、なんつーか、日本の女性が忘れかけているお淑やかさ、というか、ヤマトナデシコな雰囲気を醸し出しているよね。











そうそう!そんな感じ! いや〜本家本元のヤマトナデシコもうかうかしてらんないよ。
何でも「グラビア界の黒船」って言われているらしいですね。わかるなあ。

私もグラビア(鑑賞)界の坂本竜馬と言われて久しいけど、
こんな黒船なら勤皇も攘夷も吹き飛んでしまうわなあ。

でも、その割にはグラビアで見たことはないなあ。よし、ネットで検索してみよう。









ヤバいなあ。ただでさえリアルな世界の女性から遠ざかってるのになあ。
現実にこんな女の子がいること自体が信じられないよ。









うひょ〜! 久しぶり頭の裏側から発する”うひょ〜!”

こんなセーラー服ちゃんがいたら、高校生時代の私は全力投球で恋に生きたに違いない。

でも、ちょっとふとももの辺りが大胆すぎないかい、ベイベー?










・・・ごくっ



















・・・失礼しました。
しばし言葉を失ってしまいました。

いや、しかし、意外に大胆なんですね。びっくりしました。
あれよ。そんな頑張らなくとも、少しでも日本語話せればすぐに人気でると思うけどなあ。









お〜ういおいおい!何もそこまでしなくてもいいんじゃないか?

悪い大人に騙されてないかい?大丈夫かな?

そんなスケスケなものを着てたら、ち、ち、ち・・・









イカン・・・ 血液が下半身に一斉に集合しているのを感じる・・・









ゲフッ(鼻血)!

下半身に集まった血液が、一気に昇ってきてしまった。

さすがにやり過ぎだよ、やり過ぎで素敵過ぎるよ。









いや〜んもおう!だからさあ、そんな際どいカッコしてると、ち、ち、ち・・・

乳首ちゃんが見えちゃったりすると大変・・・ って、ん?アレ? まさか、なあ・・・






















乳首やんけ!





・・・



ということで、冷静を取り戻すまでに数分要しましたが、いや、

一粒でノックアウトを喰らったのは久しぶりであります。叶和貴子以来かな?



たぶん本国でのグラビア時代の写真だとは思いますが、大丈夫。
そこまでしないでも、もうオジサンは貴女の虜です。



ヤマトナデシコ路線でもぜんぜんオッケーですから、頑張ってください。



しかしアレだなあ。
今度CDを出すって話だけど、歌が下手なことを望むばっかりだよ。



これで歌が人並みにうまかったら、
倖田來未なんて敵うもの何もないぞ。



サッカーにせよ、金融技術にせよ、映画にせよ、なんにしても中々世界には敵わない。

だからこそ逆に「ガンバレ!ニッポン!」という気持ちになりました。

日本の女の子も、がんばれ!



まずは俺を振り向かせることから初めてみよう!



  2007年  2月 15日(木)


こんな私だって、ストレスを感じることがある。



昨日のようなバレンタイン・デーなどに代表される恋愛絡みのストレスはそれこそ慢性的であり、それゆえこの歳なると(どうでもいいや・・・)って感じで心にためないことも出来るのだが、ことビジネスで感じるストレスについては、そうはいかないのである。



ビジネス。ってカッコつけて言ってみたわけだが、実のところ巷のお兄さんがやってるように見よう見真似で会議や商談などに望むフリーターな私。しかしもともと
ベシャリは達者なようで、どのような人間が出てこようと、ほとんど物怖じするようなことはない。

概ねの評判で"手強い"とされる人物と対峙する場合であっても、私なんかはワザと会話に隙を用意し、ここぞとばかりに指摘してくる氏に対し、あらかじめ用意していた展開で論破する。

黒澤明の「七人の侍」で志村喬演じるリーダーが
「良い城には必ず隙がある。その隙を突こうとする敵を誘い込む」的な説明があるわけだが、それと同じこと。隙や欠点は己が自覚していれば必ずしもそれは隙でも欠点でもなく、逆に有利に物事を運ぶことが出来る。



まあ、恋愛に対して言えば私は
隙だらけであるからして、女性という野武士に心をズタボロに荒らされてしまうのであるが、それは別の話。

通常の打ち合わせなどではストレスに感じることなど稀だが、今日のような打ち合わせとなると、どうにもこうにも自分を抑えるのに必死で、これが実にストレスの元となってしまう・・・



同僚に声をかけられ、妙に重箱をつつくように指摘をしてくる"うるさがた"の担当がいる、というから、その人物にアポをとるようにお願いして、それまでの時間にツッコミどころを"ワザと”用意した資料を作成。そしてその点に対するツッコミについては口頭で説明すればいい、とイメージトレーニングを行って、その場に臨む。



で、打ち合わせの卓に着き、大層な間をおいて現れた人物の姿を見て、即座に
(まいったなあ・・・)と感じた。



歳の頃は私より少し若いのだろうか?はっきり言ってそのタイプは年齢不詳なわけだが、歳の割に尊大な態度をとっているところを見ると、名のある国立大学を卒業したエリートなのかも知れない。・・・がしかし、そんなことはどうでも良いのである。



その人物。初対面ではあるが思わず「お連れさんは一緒じゃないんですか?」と問いかけてしまいたくなるほど







ザ・たっちにそっくりなのである。

(※おすぎとピーコ、幽体離脱〜のネタを持つ双子のお笑い芸人)





この写真を貼り付けている段階で
笑いが止まらないのだから、その場にいた私が冷静であり続けることなんて、出来るはずもない。





(いや・・・ 参ったなあ・・・)



その「たつや」だか「かずや」だかどっちかはわからないが、彼がまじめな顔して資料に目を落としているのがおかしくて、とても説明など出来ない状態である。

久しぶりに自分が何を説明しているのかわからないまま説明を終え、「何かご質問はありますか?」と切り出したところ



「う〜ん。この部分なんですけどねえ」





ブッ!

(声までそっくりでやがる。勘弁してくれよ。)





「B案については、複雑な割には●●の効果が薄いのではないですか?」





想定どおりの鋭い質問をしてきやがるから、余計におかしい。

主導権を握れる時間はそれほど長くはなく、(こう来たら、こう返そう)と考えていた私の作戦は実行されることなく、ただその場で相槌を打つような対応しか出来ていなかった。



さながらこの光景は「七人の侍」の中で、用意した布陣の隙に野武士を一騎ずつ招き入れておきながら、腹を押えてうずくまって何も出来ないでいるサムライの姿であったに違いない。

いわずもがな、腹を押えているのは苦痛でも恐怖でもなく、笑いを堪えているのだが。





「とにかく、当方が納得できるような提案でない場合には・・・」



「・・・はい?」



「私どもの用意する案で検討願いたいと思うんですがね?」



「そちらの・・・その・・・ こちらのレギュレーションにない仕様についてはちょっと・・・













♪ちょっとちょっと〜





・・・その最後の1フレーズを言い切れなかったことが、
本日ずっと引きずっているストレスの原因である。



  2007年  2月 14日(水)


カリカリカリカリ… ちゅぴゅーん♪



香ばしい効果音を私のPCが奏で続けるので、いっそのことVistaを再インストールしたれ!と外付けのHDDにバックアップを取った”つもり”で再インストール作業を行っていたのが、ほんの30分前ぐらいの作業である。



”つもり”と書き始めた出だしの通り、確認してみるとVista移行後のファイルはすべてブッ飛んでおり、途方に暮れたのがほんの20分前の話。なんとかXP時代の写真やドキュメントなどのファイルはXP側のHDDに確認が出来たが、移し変えた動画ファイルはこれまたブッ飛んでおり、これからの夜のおかずは雑誌媒体やDVDに頼るしかない、と、これまた途方に暮れる。



しかしながら私にはもっと危惧することが残っており、それはVista移行を契機にリニューアルしたこのサイト、そう「漢と書いてオトコのHP」の
更新ファイルもブッ飛んでいることになり(ああ、また作り直さないとなあ)と感じたものの、正直リニューアルについてほとんど反応もなかった以上(K君が私に直接メールで”ブログみたいですね、と反応してくれたぐらい)、とぼくれてそのままのフォームで済まそうとも考えたりした。



しかしながら「ホームページビルダー」は大したもので、プロバイダに転送したファイルをダウンロードすることが出来るとのことで、今、日記を更新しているのはサーバーからダウンロードした最新のサイトのファイルを上書きしているのである。もし皆さんがこの日記を読めているのであれば、見事復旧作業は成功した、という証明である。



ここまでして復旧作業を急いだのは、ちゃんと理由がある。

今日という日はご存知の通り、
バレンタイン・デーであり、恋愛サイトを標榜してやまないこのサイトでは無視して進んでいい日ではないのである。



さあ。再インストール後の色々な作業は後でやるとして、気をハラハラさせながらも復旧のメドがたった以上は、今日という日を振り返って、皆様にお伝えするべき内容を…



…といいつつも、今日は出張で会社には戻らず、直行で向かったパチ屋では全飲まれし、チョコをもらうための余り玉すらない状態にて、本日の釣果は
婆さま弟の嫁からの2件のみ。去年より少ないのは母親からの分が計上できないのが理由だが(なぜか今年はくれなかった)、皆様が今、心の中で思ったその通り、ゼロより切ない展開だったということに疑いはなく、なんだかもう、思い出さなきゃ良かったと後悔しているところだ。



パチスロの最中
「兄い」から携帯に電話があり、「何してんの?」と問われ、ありのままに「パチスロですけど…」と答えたところ



ぶわっはっはっは!相変わらずだなあ凡作は!バレンタインデーなのに!」



電話の内容は、明日時間があれば一緒にパチスロでも打たないか?ということだったので、その件については二つ返事でOKしたのだが、電話を切りかけに



「少なくともパチ屋からはチョコをもらうんだぞ!」 と
激励(怒)を受けた。



先輩… もとよりいくつチョコを貰えるか、という次元はすでに超越しており、パチ屋で余り玉でもらうチョコを計上して「今年は3つ」とカウントするほど、悲しいことはないんです。





切なくなってきたので、「志村けんの大丈夫だあ2」を観て寝る!



  2007年  2月 10日(土)


形あるものは必ず壊れ、だからこそ思い出はいつまでも美しく在り続ける。」



Vonsack-matsudaの有名な言葉であるが、往々にしてこのような言葉はとってつけたパクリであり、そのような言葉が生まれる背景は他愛もない出来事だったりする。

だから皆様におかれては軽くいなして頂きたいのだが、今日、このような出だしで日記が始まるのは、私にとっての一つの青春のシンボルの終焉と、その美しき思い出への転化の現れ。



私はよく伊豆半島にドライブに行くのであるが、ほとんど毎回といっていい程立ち寄る熱海市にある「オーシャンスパおおきじま」が
2月20日に閉館するというので、この3連休を利用してぶらり伊豆旅行としゃれこんだのである。





〜 「オーシャンスパおおきじま」のサイトから 〜





ご覧の通りの景観で、眼前に広がる海原に、季節を通じて適度な温度で楽しめるプール。夕暮れ時に入館して夕日の沈む水平線を眺めていると、その心地良さにしばし時の経つのを忘れ、気がつくと頭上には都会では味わえない星空が広がっている。



初めて入ったのは10年も前になるだろうか?
”漢の海”と称して熱海サンビーチで丘サーファーと化した後、その砂まみれの身体を清めようと深く考えずに立ち寄ったこの施設は、4階にスパ、5階に水着着用のプールがあり、

写真中央のジャグジーはプールで冷えた身体を暖めるに丁度いい温度の温泉となっており、写真に見えない両脇のスペースは洋風と和風のきっちり高温の温泉となっていて、湯巡り気分を満喫できた。

そして私はすっかり常連のようになってきて、伊豆に来るたびに利用するようになった。



料金は1、050円と非常にリーズナブル。
そして何故か無料でゴールド会員となることが出来、私なんかは車に搭載しっぱなしの会員証を提示することによって、800円程度でず〜っといることが出来る。



思えばこの料金設定が仇となったのだろうか。
閉館の理由は運営難であるとのことで、一帯の敷地は売却され、次ははやりのリゾートマンションが建造されるそうである。

ネットの口コミに「ここがあるから湯河原に引っ越してきたのに、非常に残念」との書き込みがあったそうだが、私もその気持ちに共感できる。

伊豆に来る楽しみの一つが減ったなあ、と、プールの縁に両腕を広げながら思う。



その料金設定からか、いつも子供の姿も多く、今回もまた地元の中学生と思しき少年たちがプール遊びを堪能していた。

7〜8人で来ている少年たちは、いつしか騎馬戦のようなことを始め、キャッキャと水飛沫を立て出して騒いでいた。





「こらっ!お前たちだけがいるわけじゃないんだぞっ!」



彼らに向けて中年の男性から怒声が飛んだ。

私と並んで、腰痛に効くと思しきジェット水流に身を任せていた中年男性の言葉は、今まさに私が言おうと思っていた言葉そのものであり、まあ私のような若輩者が注意するよりも、年長者の説教と思えばこそとばかりに、素直に少年達は静かになり行儀よくプールの端に移った。



その中年男性と私は軽く目を合わせ、すぐに何事もなかったように視線を元に戻す。





そして私たちの視線の前にはまだ、
まばゆいばかりの
ビキニちゃんが水遊びを楽しんでいた・・・





都内においては古谷一行よろしく
「いや〜君たちかぁ〜」と温泉ギャルに触れる機会は皆無に等しく、まあ、ここにおいても触れる機会は皆無なのだが、美しい景色と美しいビキニちゃんは、私にとって間違えなく失うのが惜しい情景であった。



名残を惜しむようにそこを後にした私は、隣にある「フレゴ湯河原」というパチンコ屋に行ったのであるが、ほぼ全台稼働中の大盛況の中ようやく「秘宝伝」に腰を下せて、
そのまま
39,000円遣ってしまった時



(売り上げの一部でも、おおきじまに寄付してやればいいのに・・・)

と、切に思った次第である。







 ついでに熱海の梅園にも行ってきました。
 梅の季節です。
 園内で販売していた岩海苔を3,000円分購入。
 明日から真っ黒なコウンを生産することに
 なりそうです。













 詩人気分で梅園を探索。
 デジカメ片手に手当たり次第激写してたら
 いい写真が撮れました。

 関係ありませんが、
 栗の花の咲いているところは、
 私の部屋とおんなじ匂いがします。
 
 もうすぐ春ですね。








  2007年  2月 2日(金)


ウィンドウズVISTAを導入したこのパソコンを起動してしばらくすると

♪ぷしゅ〜んカリカリカリカリカリ・・・

と、何もしてないのに電源系と思しき効果音の後にハードディスクが動作している気配がちょっとの間続き、なんやら爆裂な不安に苛まれるのである。



最新のOSゆえにバックグラウンドで何かしかの作業を行っているのかも知れないが、予期せぬ動作に神経を尖らせるのは、昨今の悪質なウィルスの存在に他ならず、ぶっ壊れてくれるならまだしも、悪意のあるハッカーの手に、私の個人情報が漏えいすることが脅威なのである。

最近は企業の情報漏えいが問題になっているようだが、その殆どが勤務している人間の人為的なミス、すなわち仕事を持ち帰った自宅のパソコンからの漏えいであったり、会社で支給されたノートPCを紛失したり、ということが原因となっている。

企業は情報の漏えいに神経を尖らせ、私にお給金をくれている会社も例に漏れず仰々しい対応を行っており、個人の不注意により情報が漏えいした場合には、その社員はクビ。
いやはや、なんとも恐ろしい世の中になったものである。



「ミッション・インポッシブル」というトム・クルーズの映画では「NOCリスト」という世界各地に散らばるスパイ名簿をCIAから盗み出す、という任務が描かれていたが、

まあ、スパイの世界であれば正体が明らかになること=死であるわけだから、その情報の管理は厳重であるはずであり、それを盗み出すのは非常に困難だ、と描いているのである。



そのような国家機密ならまだしも、やれ営業をかけた法人のリストやら担当者の名前が入ったファイルが漏えいした程度でクビとは、いささか行き過ぎのような気がするが、こういう世の中になったのはセキュリティ関連需要を擁護するための巨大な力の陰謀であるに違いないのだから、「長いモノには巻かれ」ざるを得ない状況なのである。



勤勉な私は仕事を自宅に持ち帰り、このPCで作業することもあったわけだから(といっても早々に会社を後にしてパチスロに勤しんだことを隠蔽するアリバイ工作なのだが)、多少なりとも業務に関する資料があっても不思議ではない。

しかし漏えいすることを危惧しているのは、そのような類の資料やファイルではない。



危惧しているのは、赤裸々に己の恥と性癖を披露している、このHPの松田凡作という人間とリアルに江東区に生息する私とを結び付けられることと、そしてやや突っ込んで言えば松田凡作という人格ですら恥ずかしく感じるドエロなファイルな数々である。



少し前に児童の事故死した写真をアップしていた教師が逮捕されたニュースがあったが、記事そのままに考えると、彼は男子児童の死体を掲載して悦に浸っていたわけだから

「ホモで」「ロリコン(?)で」「死体愛好者」というスーパーハイブリットな変態、ということになり、そしてそれをわざわざアップロードしているのだから恐れ入谷の鬼子母神。



私をはじめとして、そこまでの激しい変態は数少ないと思うが、それでもインターネット以前には己の内に留めておけたはずの性の趣味や嗜好を、身体を交わしたことの無い赤の他人が知り得る可能性がある、というのはまったく脅威であるとしかいいようがない。



だからこそ、このPCに貯蔵されている
森三中の村上のボディコン画像とか、鼻フックでブヒブヒ言っている女性の動画などの処遇を腕を組んで考えているのであるが



うん。まあ、隠したいのか知って欲しいのか、
本人がよくわかってないこのHP。
ヒット数が上がる道理など、あるはずがないのである。



  2007年  2月 1日(木)


ウィンドウズVISTAの導入に伴いまして、誰にも気づかれない程度に日記のフォームを刷新してみましたが、いかがお過ごしでしょうか?松田凡作です。こんばんわ。



実は友人(漢)の奥方が独立される、ということで
「誰か知り合いにホームページを作れる方はいないかしら」と彼が相談されたところ、ふと私のことを思いついたそうで。

「ああ。凡作ならホームページを作れるんじゃないんかなあ?」と適当に相槌を打ったところ「え?あの松田さん?どれぐらいの内容のホームページを作れるのかしら?」と、

彼は二児の父である前に、一人の良き夫。

「漢と書いてオトコのHP」なるお下劣サイトを紹介できるはずもなく、
ましてや過去のページに
彼自身が登場していることなど知られて良いはずもなく、

仕事でやってるみたいだから大丈夫じゃないかな?」と、
無責任にもお茶を濁したとのことである。



ちなみに私の職場のパソコンでこのサイトにアクセスすると

「アダルト:文章による猥褻表現」

と、ものの見事にブロックされてしまうほど、オナニーやらチンポやらの単語が飛び交う始末であるが、それをマイ・ワークスを言われてしまうと、こそばゆいことこの上ない。

しかるにHP作成を私が生業にしてると勘違いした氏の奥方は「できればこんな感じに」と、参考となるサイトのアドレスを数点送付して頂いたのだが、ん、まあ、なんというか、私がみるところ”確実にプロの仕事”なサイトである。



ここで挫けては漢が廃る。

さしてないHP作成の知識と経験をフル出動させ、気の利いたボタンの作成やオーバーロール機能の付加、写真やイラストなどをギンギラギンにさりげなく配置し、

なんとかテキストをベタ打ちしたようなド素人が作ったホームページとなるのを回避したところで、ふと、それまでの工夫を振り返り思うわけである。



ああ、なんとかこの経験を役立てることが出来ないもんか、と。



ウチの母親が趣味でやっているような飲食店のホームページを作成してやり、今までの親不孝を帳消しにしてしまおう、とか、サイトの中にしきりにKAT-TUNとか松本潤とかの固有名詞をちりばめ、迷いこんだ子猫ちゃんに私の魅力を浴びせるサイトを作成するとか・・・



そこまで考えるに至って初めて、
ようやく私が「テキストをベタ打ちしたようなド素人が作った」ホームページのサイトオーナーであることに気づいた次第である。



で、いかがでしょうか? この日記の形態は?

まず横1行の文字数は色々な出版物を参考にし、かような内容の無い文章を読ませるにはせいぜいが42文字であると考えて、そのように設定し、
見栄えを考えてフォントを変更してみたりしました。

今まで工夫もないままで書き殴ってきた更新に文句もつけずにお読みになって下さった皆様にお詫びするとともに、後はブログや他のホームページを見ながら、良いところは取り入れていこうと思う今日この頃であります。

表示されなかったり、表示がおかしかったりした場合はご指摘願います。



ま、往々にしてこういう傾向は「蝋燭の最後のハデな灯火」となる可能性が高いのが常ですがこれまで通り、ひと月に5日分程度は更新できるように頑張りたいと思います。

今後ともよろしく。