９月２２日（土）
しがないサラリーマンの皆さま。３連休のはじまりの今日、いかがお過ごしでしたか？
もっとしがない自由業の私は、ついにほぼ１０連休にピリオドを打ちお仕事で御座います。
それでも今日、映画「スコア」を観に行ったわけですね。
ええ、当然一人で。
映画ファンにとってロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、そしてマーロン・ブランドの競演は
まさしく「鼻血ブー」な豪華キャスティングであります。
エドワード・ノートンの天才的で「アグレッシブ」な演技はインパクト重視の若さほとばしる才能の主張。
デ・ニーロの緩急つけた「いぶし銀」の演技はツボを抑えた職人の仕事。
マーロン・ブランドの「このジイサン。ホントに演技してんのか？”地”じゃねーのか？」と
観るものを心配させるほど「役になりきった」自然な演技。
文字通り最高の素材を、凡人が料理するとこうなる、という映画であります。
誤解なきように。かなりのサスペンスと爽快感で、損はしません。
さて。この映画のパンフに「男はワインのように年齢とともに熟成する」というフレーズがありました。
・・・
私もそれなりに熟成しているのでしょうか？
ワインで２７年ものといえば、かなりのもの。私も「江戸原産の１９７４年もの」であります。
しかしただワインのように樽の中で２７年もゴロゴロしてたはずもなく、
いろいろなことを経験して２７年という歳月を過ごしてきた訳で、
例えば「恋」。
例えば「愛」。
私の青春期はかなり寂しいものでした。辛い思い出が雪のようにつもり、
正直言って、ふとある時達観したつもりの時期がありました。それは・・・
恋愛とは、例えばお互いの武器を相手に与える行為ではないか、と。
愛情とは、例えば相手に己の幸せを与え合う行為ではないか、と。
私の場合、与えた武器でバカスカと攻撃され、
与える行為は一方通行で、
ついには「女は男の情熱を食い物にする生き物」と見方になってしまった時期がありました。
女性に好意を気づかれたら、もし女性がそれを利用しようとしたら
それこそヤ●ザに白紙委任状と実印を渡す並に危険な行為じゃないか、と
そう思っていたものです。
それ以降の私はかなり恋愛にはハスに構えたスタンスでした。
好きな人の前で、ギャンブルの話、風俗の話を好んでしました。
意識してる人の前で、自分のダメ人間ぶりを披露することもありました。
「こんな俺でもいいのか？」という女性に対する甘えだったのかも、知れません。
誠実で、爽やかで、聡明な男が
高級車に乗って、高級なレストランにて、誕生日にはティファニーのアクセサリーをプレゼント・・・
・・・私はすべてこれの逆のスタンスを貫きました。
女性が「自分が愛されてることを利用」する生き物だと、
俺はそんな女性に決して己の伸びた鼻の下を見せることはしない、と、
本気でそんなことを考えている青春時代の幕開けでした。
当然、彼女と呼べる女性が現れるでもなく、ただ過ぎ去る時の中で、
自分のこの屈折した想いが証明されつつあることを、漠然と感じていました。
綺麗な女性をすれ違っても、「興味ない！」と下を向いて通りすぎる日々を繰り返し・・・
そんな私が、それこそ熟成したのでしょうか。
徐々にその屈折した想いが溶けていくのを感じました。
それは今までの私が「愛は受け取るもの」と誤解していた、と気づいたから。
「女性ばかり受け取るばかりでズルい」と想う心が、あまりに小さなものであると気づいたから。
そして「愛は与えるものだ！」と気づいたから。
皆さん。
騙されるのは、男の甲斐性です。もっと前向きに。
お話してくれるだけでもありがたいじゃあないか。
ええ私なんかはもう・・・隙も多すぎだし
鼻の下伸びっぱなし！
仮に突然「終電なくなっちゃったから・・・」と
いきなり呼ばれて自宅から３０キロ以上離れた埼玉県入間市まで女性を送り届けてそれだけで終わったとしても全然アリです！
これを熟成と呼ばずしてなんというのか！
え～っと。あと一つ言っとくと、
これだけ熟成しても、
あの頃と現状、全く変化無し。
９月２１日（金）
皆様には幼い頃、ゲーセン行きたさに、おばあさんから貰った貯金箱を
泣く泣く金槌で割った・・・そんな切ない思い出はないだろうか？
私。あとちょうど２週間で２７歳になる私。そんな思い出を今日刻みました。
思い返せば今年の８月1日。
年金代わりに、と、仰々しい名分を掲げて５００円玉貯金を開始しようと決意。
再三のパチスロの不調により寂しくなった懐が、
そんな貯金箱をより重たく感じさせる。
「３万くらいはあるだろ。」と、思い立ったが台所から缶きりを持ち出し、
しこしことアルミの缶を開けてビックリ・・・
９万２５００円・・・
なるほどメダルゲームの感覚で、５００円玉を連続投入していたのが奏効し、
思わぬ一財産を築きあげていた訳だ。
・・・というか、ひと月に９万貯めて何の影響を及ぼさなかった水商売な俺が好き！
ありがとう！８月の俺！
ありがたくパチスロで使わせていただきます！
・・・
不思議なもので、予想以上にあった６万ぐらいは無くなってもいいや、って感覚で臨むと、
トータル９，０００円しか使わず、
５時間で１万枚お持ち帰りである。
？？？
なんだか・・・偉い人が言うより人生って簡単だ。
１６万８，０００円プラスでご満悦。とりあえず今日だけで２５万のキャッシュフローを手にした訳だ。
フフフ。
まあどーせ１週間後には無くなって悶絶してるんだから、
今日ぐらいはいい夢を見せてください。
今日の”漢”語録
例え夢の中でもいい・・・君に、逢いたい。
９月２０日（木）
泣き言も今日で卒業だ。
というのも、今日はたったの５，０００円しか負けなかった（パチスロね）。
本当は泣きたい。
が、しかしこの不景気なご時世に景気浮揚に貢献しているかと思えば、
新渡戸稲造の人見御供は決して高いものではない。
今日は景気の話である。
ある金持ちが自宅の庭にある池に５００円玉を落とした。
それを子供に１，０００円の小遣いをあげて取って来させた。
さて、算数のできる方ならこの金持ちが５００円損をしてる、と。
よくそんなことで金持ちになれましたね。と冷笑を浮かべるに違いないのだが、
実はこの男、金の使い方を熟知した人間。
なぜならばこの１，５００円すべてが”生きる”から。
取り出さなければ池の底の５００円はコケと同じく何の価値も見出さないが、
この状況では子供が例えば駄菓子屋に行き消費し、その５００円も金持ちのタバコ代として
世間に流通するのである。これが景気の理論。
一時期良く耳にした「たんす預金」。これは正に池の底の硬貨。
何の景気に対する効果も発揮せず、
個人資産がいくら高い国家とて、痛みなくして景気の回復が図れないという所以。
デフレが進行しているというが、利益も出ない水準で値下げ競争をしているようでは
企業の体力は磨耗→利益が出ず→株価低迷→経営の見直し→リストラ
リストラ、不景気に怯えて買い控え→物が売れず→物価を値下げ
・・・と、これが有名なデフレスパイラル。不景気のらせん。リングである。貞子よりも怖い。
そこで、この状況下で気を吐いてインフレ街道まっしぐらなのがパチスロだ。
凡作「何がなんだかわからないけど勝負してしまえ」→ 負ける → ホールが儲かる
→ 店長「ウチの店は儲かってっから、俺のおごりでキャバクラでも行くか？」
→ バイト「ハイ！お供しますっ！」
→ キャバクラでご指名 → Ａ子「今月もナンバー１だったからホストのＢ君に貢げるわ。」
→ ホストのＢ君「ドンペリはいりま～す！」 → Ｂ君にボーナス
→ Ｂ君「モデルチェンジしたマークⅡでも買うかあ」 → トヨタのお店へ・・・
これが景気浮揚だ！そこまで計算して負けているのだ。
私とて若輩者。景気に与える効果が微々たるものであることは重々承知している。
しかし私に巨万の富があったならば、
吉原の超高級ソープに藤田観光ハイヤーで乗りつけ、こう言うだろう・・・
「ああ。今日は八輪車で。」
＊女の子を８人つけてくれ、という意。
９月１９日（水）
かれこれ泣き言を２週間ほど言い続けているような気がするが、
私の気休め程度に、今月のパチスロ収支の記録を見て欲しい。
ああ。あくまで私の気休めだ。
さて、我ながらビックリな下降線である。
ちなみに一目盛りは５万円。
本来であれば右肩上がりでなければならないこのグラフ。
本日も軽く２万円ほど捨ててきたところだ。
ここ２週間、無かったことにするには
一流企業の部長クラスになって一ヶ月就労したほうが早い。
で、あるけれも、それが出来そうに無い故に現状に至る私にとって
資産を売却、という発想しか浮ばないのが悲しいところ。
はて？私になんの資産があるのだろうか？
あるじゃないか！エロビデオが！
前にネタにも書いたが、黒澤明その生涯３０作品のタイトルをカモフラージュとして貼り付けた
あの半年もかかってダビングしたエロビデオが！
３０本 × ６時間のめくるめく展開する甘美な世界・・・
消費者が触手を動かさないはずもない。早速確認。
しまった！すべて埋まってない巻がある。早速ビデオを入手し、ダビングせねば！
こういう気遣いが、消費者の心を打つのだ。
そこでビデオ屋に行くと最高に笑える外人もののビデオを発見。
「おフェラ座の外人」（オペラ座の怪人）
ギャハハハ～っつ！！負けたよアンタには。
こういうタイトルをつける仕事とか、風俗の洒落た名前をつける仕事でもしたいなあ。
「古畑チンシャブ朗」とか「わくわくシャ乱ピュ～」には大笑いしたもんなあ。
あまりのセンスに今のアンニュイな気分が少しは薄れた。
ビデオ屋のあのスペースは、漢にとってまごうことなき「癒しの空間」である。
昨日も言ったが明日は明日の風が吹く。
蛸が自分の足を自分で喰うような考えを展開していた数分前の自分がおかしく思える瞬間であった。
・・・ところで
３０本。いくらで買う？
９月１８日（火）
脅威的なヒキ弱に加え、お湿り程度の獲得枚数・・・
当然のことながらこんなことではパチスロの収支が芳しいはずも無く、
本日１７：００の時点で５７，０００円のマイナス。
明日は明日の風が吹くさ、と強がってみたところで、虚脱感に満ちているこの感情は隠せない。
というよりも、どうやって生活していけばよいのだろうか？と健常人であれば反省するレベルである。
・・・（ＰＭ１７：３０ 前会社の先輩よりＴＥＬ）
「よお。パチスロ打ちたいから新橋まで出て来いよ。」
「ハイ！金借りてでも行きます！」
と、言葉どおり２０％ほどの金利を取られる”信用”という機関から金を借り、
その金をも、赤子の手を捻るより簡単に捨てる有様。
本日のトータルは７万９０００円のマイナス。
昨日と全く同じ金額に抑えるあたりが、私の唯一の理性だ。
まさに「ＬＯＶＥ涙色」。
もう涙で何も見えない・・・
と！被害者ぶるほど”漢気”が不足している現代人ではない。
所詮は金など、金と書いて”紙”。紙切れである。
女のことならいざ知らず、紙切れごときに一喜一憂するほど、平和な人生は送っていない。
銭っ子のように千円札の数を数えるよりも、
あまりにアワレな私に牛タン定食を振舞ってくれる先輩を持っていることのほうが、
人間として豊かな生活ではないだろうか？
さあ。前置きが長くなったが、何でもアメリカでは株式市場が大暴落らしい。
当然、あのような事件が起これば、好材料として受け止めるはずもなく、当然の帰結である。
しかし、だ。
株式市場は”漢気”のマーケット。その理念を思い出して欲しい。
優良企業、秀でた人材に対する投資、なのである。
かつてはソフトバンクの孫青年。どこの馬の骨ともわからぬ実績のない男に、
「良し！お前に投資しよう！」といった漢気あふれる投資家こそが、その資産を数十倍にしたのだ。
「みんながいい思いをしてるから」と右向け右のオバサンティックな人間が、
その資産を数十分の一にしたのだ。
かの伝説の相場師の是川銀蔵ではないが、周りと同じことをやっててはダメ！
見てごらん。アメリカ。アレで崩壊するような国かい？
別にアメリカかぶれではないが、あたふた”売る”理由なんてないよ。
「大変でしょ？このお金をお役に立ててくださいよ。」
とアメリカ株を買ってあげるような気骨にあふれる人達。
断言しよう！こういう人間が株では勝つ。
航空機がビルに突っ込んだ瞬間に値下がりを見越してドルを買うような奴らは、
一時的には儲かるかもしれないが、
泥棒に入られるか、交通事故に遭うか、缶コーヒーが一つ１０００円というインフレに見舞われて、
爪に火をともすように貯めた金が吹っ飛ぶような奴らだ。
やれインターネットだ雑誌やらで株について云々言ってるが、エリートぶって手を出すと、
パチスロ以上に怪我するよ。マジで。
その前に”漢”を磨いたほうが良しっ！
（元証券マンの魂の叫び）
９月１７日（月）
いや～あ。負けた負けた！
パチスロで８０、０００円負けましたよ。おじさん参りました。
でもね。負けてお金だけで済むのだから、良しとすべきでしょう。
ポジティブシンキング・・・これが人生を楽しむコツです。
９月１６日（日）
今日も今日とて１２０００円投資の１２０００円回収。
チャラで御座います。ありがとうパチスロ。
この歳になってお金を遣わずに１０時間もいられる場所はそうはありません。
私の行きつけのホールでは、あるコインの積み方をすると、概ねいくらあるかわかるのです。
本日の獲得枚数は７２３枚。誤差はたったの３枚であります。
なんだかすごい才能のような気がしております。
さて。昨日ビデオを観ていると、その女優さん
なんと体験人数１００人オーバーであるとのこと。
よく深夜番組なんかを見てても、そういう女性、多いですよね。
けれどお聞きしたいのが、
「どーすればその１００人中の１人になれるか？」ということです。
そんなに倍率は高くないと思うのですけど・・・
友人「そんなの１００人とヤッたことのある男が待ち回してるに決まってるだろ！」
そうか！１００対１００で通分すると、１。
どーりで私のところまで回ってこないわけだ。
世の中にはそんなジゴロのようなうらやましい男もいるのね・・・
あっ！だんだんテンションあがってきた・・・
・・・
ブッ殺すっ！！
（といってみたところで風俗に１００回以上多分いってるので
少なくともＢまでは１００人以上というのは、ある意味秘密。）