(2006/6/28(水)掲載)
ブラケット破損状況 | |
破損部内側のアップ |
この事例では、ブラケットに外側へ開く力が働いたと考えられ、片側はボス溶接部に亀裂が入り、もう片側はボスごとブラケットがむしり取られた状態になっていました。
修理中 | |
修理中・ボス部の鉄板を交換 |
当初は、クラックの入っている側は変形修正後にクラック部を溶接し、完全に破損している側は新しい鉄板で新造する予定でしたが、結局は両方とも新しく造ることにしました。
完成(穴加工前) | ||
完成(穴加工前) | 完成(穴加工済み) |
ピン穴に関しては、ガスで仮穴を加工しておき、後で機械加工業者の方に加工してもらいました。
ボスの内側の凸部分(摺動面になる部分)は、また後で別の部品を加工して溶接したものと思われます。