(2002/1/28(月)追加、2006/12/2(金)記述追加)
ラットシェーバー | スクリュー脱落部 |
スクリュー破損状況 | 修理後 |
ラットシェーバーはタイヤショベル・ホイールローダーのバケット取り付け部につけるアタッチメントの一種で、冬に凍結した路面の氷を砕くのに用いられます。
このラットシェーバーでは、らせん状のスクリューにビット(硬質の金属が取り付けられた突起)がつけられており、そのスクリューが回転して硬く凍った氷を砕いていきます。
(※ビットは高価で、1個数万円)
そのためスクリューには、よく亀裂が入ったり、破損が起こります。
このページの事例では、スクリューの一部が完全に脱落していました。
修理作業においては、脱落部付近に生じている変形・クラックを修正・修理し、破損部に取り付け直しました。
(※破損の状況によっては、修理の効率化のため、破損部を新しく作り直すこともある)
先述のように、スクリューは激しい衝撃がかかる部位なので、溶接をきっちり行うことが肝要です。