夕陽の丘の ふもと行く
バスの車掌の 襟ぼくろ
わかれた人に 生き写し
なごりが辛い たびごころ

真菰の葦は 風に揺れ
落ち葉くるくる 水に舞う
この世の秋の あわれさを
しみじみ胸に バスは行く

かえらぬ人の 面影を
遠い他国で 忘れたさ
いくつか超えた 北の町
目孟るむ たびごころ

 この曲は石原裕次郎と浅丘ルリ子とのデュエット曲ですが、何となく牧歌的なのんびりとした旋律が好きです。

 歌の内容は悲しい別れの曲ですが....

 浅丘ルリ子さんは女優さんですが、決して唄が上手いとは思いません。

 ただ何となくけだるい感じがよくでていて僕の好きな女優さんでした。

夕陽の丘を 見上げても
うみの畔を 訪ねても
かいなき命 あるかぎり
こころの傷は また疼く

5

人の子ゆえに 恋ゆえに
落ちる夕陽が 瞳にいたい
さよなら丘の  たそがれよ
また呼ぶ秋は ないものを

この歌も石原裕次郎さんの歌ですが「赤いハンカチ」、「別れの夜明け」とともに一番好きなうたです。

どこか悲しい哀愁を帯びたといっても良い歌だとおもいませんか。

遠い遠い青春時代を精一杯生きていた時代で、すべてに燃えていた時代でした。

カラオケに行ったときでも必ず唱います