2002年3月3日(日)
関西では結構有名なABC篠山マラソンに参加しました。
２週間前に1人でフルコースを下見RUNして気合充分！
よっしゃっ、これで大丈夫やろ！！と思っていましたが、
いざ当日となると思わぬ強風が・・
とりあえず、レース前の集合写真をUPしました。
まだまだ余裕の表情ですね！！(^^;)
上記写真のほかに、オカッチさん、としさんも来られていました。
としさんは男子未登録部門、堂々5位の大健闘！！
篠山マラソンまでの1ヶ月
2月3日(日)に木津川マラソンで自己新記録を達成後、ますます走りに磨きがかかってきた矢先、その4日後につまらない出来事があった。交通事故である。
あまり詳しく書かないけど、そのせいで2月10日(日)に予定していた神戸ラブランも土壇場になってキャンセルしてしまい、一緒に参加した多くのメンバーにもめちゃくちゃ迷惑をかけてしまった。本当に申し訳なく思っている。。m(_
_)m
普段の練習でもこの事故の落ち込みで思うように走りこむことができず、10日間くらいは4～７㎞をちょろっと走るだけやった。。
しかし、いつまでもくよくよしてても仕方がない。そんな気分を吹き飛ばすためにも、レースの2週間前になる2月17日(日)に、フルコースを下見RUNをするという、ちょっと無謀な挑戦をしてみた。気持ちを切り替えるためにも、早く嫌なことは忘れたかった。
練習不足のために途中何度も足を止めてしまい、ほんまに苦しいRUNやったけど、おかげでいつもどおりの気分で練習を再開することができたし、1週間前の2月23日(土）には仕事関係の方と一緒にインターバルの練習会にも参加することができ、調子は上向きになってきていた。
出発
レースが終わったあとはフラフラになって帰ることを考えて、当日は電車で行くつもりにしていたが、今回はアフターで宴会の予定もなかったし、駅から会場までの道が遠いこともあったので、悩みぬいた結果、車で行くことにする。
でも駐車場は限られてるし、あまり遠くに停めたくない。そう考えると無茶苦茶早く出かけなかんなあ・・ということで、朝は4時過ぎには起きて、30分後に出発。寝屋川市から篠山市まで70㎞くらいあるけど、高速を一切使わなくても、6時過ぎには到着することができた。さすがにこの時間やったら会場から1番近い篠山城裏の駐車場もガラガラで余裕の駐車。
しかし一旦仮眠をとって、7時半くらいに目を覚ましたときは既に満車状態やった。ここの駐車場に入れるんやったら、7時がタイムリミットみたいやな。。。
出会い・再会
ゼッケンの受付が8時からやけど、それより早く男子更衣室である篠山中学校の体育館に行って、走快ねっと用の場所を陣とっておく。早くに陣とったおかげで、そこにとしさん、オカッチさん、福島から参加のいまださんにもお会いすることができ、スタートまでの時間を過ごすことができた。
10時になったら会場のほうに行き、ひっつん、わたchan、だいぼう＠花子さんにもお会いし、和気あいあいと記念撮影をやった。
心配してた天気は若干の雲はあるものの、まずまずの快晴に見舞われることができた。ただ、少し強い風が吹いているのは気がかりやったけど･･
スタート～10㎞ 45分53秒
走快ねっとのメンバーと検討を誓って別れたあと、いよいよスタートのための整列。
約7000人が参加するレースで、少しでもいいポジションを取るためには早く並ぶ必要がある。
未登録部門だけでも3ブロックに分かれ、私は真ん中のブロックやったけど、ばか正直に並んでいたらこれがえらい後ろのほうになってしまった。。私と同じようなゼッケンや、ずっと数字の大きいゼッケンのランナーが後から並んでいるのにどんどん前に行ってしまう。これには「しまった！」と思ったな。
マラソン大会に申し込みした際に予想タイムを書くけど、タイムが短いほど番号は少ない。それやったらもっと少なめに書いておけばよかったわ。（何分て書いたか覚えてないけど、今回のタイムより遅かったと思う）
11時ジャストに登録部門の選手が先にスタートし、それから10分後に我々のいる未登録部門のスタートする。レーススタートの「パンッ」というピストルが鳴っても、私のいる付近は動く気配もなし。ようやく動き出したときは約2分経っていたし、やっとスタート地点を過ぎたときは4分50秒も経過していた。
目標タイムは3時間20分以内やし、最初の20㎞は4.5分／㎞で走りたいが周りがそうさせてくれない。とにかく少しでも前に出ようと、人と人の間を縫うように前に進んでいった。
ここでひとつ重要なミスをしてしまう。ネットタイムを計るために、スタート地点で腕時計のストップウォッチを押したつもりが、なんとリセットスイッチを押してしまってた。（ばかぁぁぁ・・）
仕方ないので5㎞地点でスタートスイッチを押したが、このために全体のタイム計画をすることができなくなり、殆どやけで走ってしまう羽目になった・・・
10㎞～20㎞ 46分24秒 （累計 1時間32分17秒）
最初の10㎞は人ごみの中をとにかく前に出ようとしていたので、蛇行走行が多く、思うようなペースでは走れなかった。篠山川を渡った10㎞地点以降はだんだんランナーもバラけてきたので、抜くのも抜きやすい。そんな中で先に走ってたわたchanを抜いたけど、気がついたのはわたchanに声を掛けられてから。。お互いの健闘を誓い、お先に行かせてもらった。
その直後、Ｔシャツ姿で後ろにはゼッケンがなかったけど、やたら沿道の応援には人気があるランナーを発見。よくよく見ると、間寛平やった。寛平はもっと速いと聞いてたけど、正直「何でこんなとこ走ってるんやろ･･?」と思ったわ。
前半のコースの殆どは上り坂やけど、15㎞を過ぎてミニストップのコンビニを過ぎたあたりから飛曽山峠に入っていく。今回のレースで一番の山場やけど、なんとか23分台で上ることができた。
上り坂でも地元の応援がほんまに多く、少年野球の子供たちが飴を持って立ってるので、思わずもらってしまった。坂を上れたのも飴ちゃんパワーがあったからかな？
20㎞～30㎞ 48分54秒 (累計 2時間21分11秒)
ハーフ 1時間37分22秒
この大会1番の難関である飛曽山をようやく上りきり、「あとは下るだけやああ・・」と安心していたのもつかの間。中間点付近のＲ３７２からＲ173へ左に曲がった途端、いきなり強い向かい風が！！
後半は多少のアップダウンがあるものの、どちらかというと下る方向に進むから前半よりは楽なはずやけど、ここに来て風が強いのには驚いた。。先月の木津川やったら、25㎞過ぎまで4.5分／㎞を保っていたし、今回もそれくらいのペースで走りたかったけど、前半の上り坂の疲れと上りきった後の向かい風でなかなかペースが上がらず終い。内ももの痛みを次第に大きくなっていくし、あとはずるずるとペースが落ちる一方やった。
ただ下見ＲＵＮの時よりはしんどくない。あの時は練習不足で、折り返し地点付近（27.9㎞）では止まってしまったけど、今回はまだまだいけるという手ごたえは感じていた。
30㎞～40㎞ 50分40秒 （累計 3時間11分51秒）
30㎞地点は第3関門地点。足も痛み出し、そろそろ走ることが嫌になったところなんで、ほんまにこのまま待機してるバスに乗り込もうかと思う時である。
でもそこはぐっと我慢。行けるところまで行けえっ！の精神と沿道の声援に支えながらゴールを目指していた。
途中、34㎞地点くらいでオカッチさんに遭遇。「峠でつぶれた！！」という悲しい声を聞きながら、お先に行かせてもらう。猪汁の誘惑にもとりあえず無視無視！！
沿道では給水ポイントのほかに、一般の方が飴やらパンやら配っているのが、なんとも微笑ましい。
30㎞地点でのオレンジジュースはおいしかったし、35㎞地点くらいやったかな？2歳くらいの女の子が一生懸命手を差し伸べて、ランナーに飴を渡そうとしている。それには思わず「ありがとう！」と言ってもらってしまったわ。
ほんまは1番苦しい10㎞のはずやけど、今回はそれほどペースを崩すことなくなんとか走りぬくことができた。
あとで分かったんやけど、35㎞地点の給水ポイントには、有森裕子さんがいたらしい・・。全然気がつかんかった！！
40㎞～ゴール 10分50秒 （累計 3時間22分41秒）
きつい上り坂や、強い向かい風に遭いながらでも、それほどペースを崩さずゴールできたのは周りの声援のおかげかもしれない。
ただ残念なことは、スタートでいきなりストップウォッチを押し間違えたために、正確なネットタイムはゴールするまで分からず。
勢いだけで走っていたので、先月の木津川で出した3時間22分09秒までわずかに届かなかったのは残念やった。ちゃんと途中のタイムを把握していたら、ひょっとしたらラストスパートはダッシュをしてたかも？？
ゴールしてドリンクをもらって休んでいたら、既に表彰式が始まってた。
1週間前の練習会で知り合った今長さんもひょっとしたらいてるかなあと思って探してみると、見事一般部門で8位入賞とのこと。すごいなあと感心していると、なんと同じ走快ねっとのとしさんが同じ一般で5位入賞！
2時間40分くらいで走ったということやけど、なんか私からしたら雲の上の存在みたいやなタイムやな･･
サービスの猪汁と、400円で買った焼きそばを食べて空腹感を満たす。
普通空腹やったら何でもおいしいはずやけど、ここの焼きそばは正直言ってまずかった・・
ほんまはここでビールを飲みたかったけど、さすがに今回は控えさせてもらったわ。
帰りの渋滞を考えて、まだレースがやってる3時半には会場を後にしたが、川西までの大渋滞がほんまに眠かった。
これでビールなんか飲んでたら、ますますまずかったかも・・？
フラフラにながら６時過ぎになんとか帰宅。もう体は動かんかった。。。
風こそ強かったけど天気には恵まれ、結構楽しいレースやったと思う。
こんなレースやったらまた来年も参加してみたいな。
今度はもっと前のほうでスタートするようにして。。。。
