四万十川100kmマラソン奮戦記

奮戦記と同時に先の写真館とは別の写真を掲載いたしました。
私が撮ったもの以外に主催者の方が撮っていただいたもの。
怪速太郎さん、みぞさんが撮ったものも含まれております。
写真提供、ありがとうございます!>怪速太郎さん、みぞさん


※ ごめんなさい!写真はクリックしても大きくなりません・・m(_ _)m

日時      2003年10月19日(日)
場所      
高知県中村市、十和村、西土佐村
距離      
100km
天候   
快晴

         男子     女子     合計
出走人数     
1310名        182名    1492名
完走人数     
1056名        138名    1194名
完走率     
80.6%     75.8%      80.0%

タイム    9時間34分40秒
順位      
登記の部      23位/101名
           
男子総合      70位/1056名

参加のきっかけ

ひと言で100kmといっても、ほんまにすごい距離やと思う。
感覚でいえばうちの家(大阪府寝屋川市)から、和歌山市に行くのと同じ距離くらい、大阪市内から姫路に行くくらいあるだろか・・?
100kmマラソンは去年、歴史街道丹後100kmマラソンで初体験し、その苦しさ、しんどさは身にしみてわかっている。
あのときは、「もう2度と100kmなんか走るか!」と思っていたけど、なぜまた走ることに決めたのか。。

去年一緒に丹後を走った仲間に、チーム怪速亭のまみりんという主婦がおられ、その方は一昨年、四万十川60kmの部に参加してすごく楽しかったということを聞かされた。
特にレースが終わった後に近くのホテルで行われる後夜祭はすごく豪華で、丹後のレースとは比べ物にならないと言う。
確かに丹後は前夜祭だけやったし、それもお酒は限られた数だけ。食事も早い者勝ちで、もっとほしい方は有料で提供してくれるシステム。
そのときは初めてのウルトラ挑戦やったんで、こんなものかと思っていたけど、もっと豪華と聞いたらさすがに興味が湧いてくる。1度は出てみたいなあと考えるようになってきた。

そんな折、私が所属させている青馬会とチーム怪速亭で四万十川ウルトラマラソン参加ツアーの話が持ち上がった。今回はチーム怪速亭のメンバーと参加させていただくことになったが、その理由の一つとして、怪速亭のほうは大人数が乗れる車が必要ということ。
確かにひろっさんも大きな車(エスティマ)を乗っておられるが、1週間前には関西周遊マラニックで300km以上を走られたばかりやし、7月の富士登山競争でもずっと運転していただいてお世話になっている。いつまでも甘えてばかりではいけない!ということで、今回は私の車(ステップワゴン)を出動させるため、こちらで参加させていただくことにした。
「途中で運転代わるから」と言う声も聞いたような気はしたけど、結局・・


いよいよ出発

長丁場のレースやし、一番心配していた天気やったけど、出発してから帰ってくる3日間はずっと晴天やった。

一緒に行ったメンバーは、怪速太郎さん、みぞさん、ながいさん、もりけんさん、池内さん、ひろっさん、ふきこさん、まみりん、タラちゃん、そして応援隊長としてちえりんが参加され、みぞさんのお母さんも実家が近いということで、道中は一緒に行動した。
行きのコースは京都南インターから名神高速に乗り、吹田で中国道に乗り換える予定。ところが横に座られたちえりんと話し込んでいるうちに吹田JCを行き過ぎてしまい、一瞬慌てる。

休憩は山陽自動車道の三木SAと瀬戸大橋の与島SA。先頭を走っていたみぞさんは結構飛ばし屋で、140km/hでがんがん行くから大変。。。
私の車は変にマフラーを換えているし、屋根にはラックをつけているので120km/hを超えたら話も出来なくなるほどうるさくなり、後ろをついていくのも大変やった。
でも、あまり休憩しなかったおかげで10時過ぎには四国に入ることができ、第1目標である讃岐うどん食べ歩きツアーも早めに行うことができた。
うどんは『がもう』と『なかむら』の2件。同じ讃岐うどんでも、『がもう』のほうは腰があって歯ごたえもよく、『なかむら』のほうは少しやわらかめでのどにとおりやすいという感じやった。2件ともまだ11時前というのに行列ができてすごい賑わい!おいしい店はみんな知っているんやな。
写真の左が『がもう』のうどんにげそ天がトッピング、右が『なかむら』の釜玉です。

   

午後3時。ようやくレース会場である高知県中村市に到着。家からここまで約520km。殆どが高速やったけど、やっぱり遠い!高知自動車道の20個以上のトンネル攻撃だけはさすがに眠気も襲ってきたけど、まずはここまで完走することができた。ふぅ〜・・

中村市に入る15kmほど手前に青馬会が泊まるホテルに立ち寄り、お互い健闘を祈って握手をする。今回はご一緒できないけど、またどこかのレースでお世話になるでしょう・・

 

中村駅でタラちゃんと別れ(もともと所属されているチームももぐみと合流するため)、一行はそのまま受付会場である安並運動公園へ。
駐車場には既にたくさんの車が駐車しており、受付をしている様子。中には建物の陰にテントを張って、そこで一晩過ごそうとしている人もいた。今回はすごく天気に恵まれたからよかったけど、一昨年みたいな土砂降りやったら辛いやろな。。

旅館(民宿?)にチェックインしたあとは荷物の整理をし、7時から始まるウェルカムパーティーに向かって出発。一緒に参加したいるながいさんはすごく体調を崩しているみたいで、パーティーは欠席するとのこと。明日は大丈夫やろか・・

中村市随一(?)の商店街で開催されたパーティー会場では青馬会、ちーむもも組とも合流し、結構楽しませてくれた。
ビールやカクテルなど、お酒も思いのほか豊富にあったし、たこ焼きやうどん、焼きちくわなど、まさに素泊まり大正解!一人で参加される方も多いけど、やっぱりパーティーで盛りありがるためにも仲間は多いほうが楽しいな。
旅館に戻ってからも少しだけお酒を飲んでいたけど、翌日は3時半起床ということで早めに寝る。
今日から始まった阪神対ダイエーの日本シリーズも、接戦の末さよなら負けしてしまったしな・・

   

レース当日

朝は3時半に起きたけど、さほど眠たくなく現地に向かうことができた。
スタート地点までは中村駅から直行のバスが出ており、約15分くらいで到着。
天気は無茶苦茶よく、星空もすごくきれいやったけど、やっぱり10月下旬ということでかなり肌寒い。
スタート30分前までなかなかレースのスタイルになることはでけへんかった。
でも、寒い中でも気持ちはだんだん高ぶっていく。顔は笑顔やけど、こころは・・?

 

スタート〜10q      51分43秒      ※スタート〜5qはまだ夜明け前で看板に気づかずでした。
10q〜15q       25分00秒
15q〜20q       29分03秒     (1時間45分46秒)

まだ夜も明けていない5時半。『パン』というピストルの音と共に一斉にスタート。
いよいよ100kmウルトラマラソンのスタートである。

ペースはさすがに100kmも走るということで、それなりのスピード。フルマラソンみたいにいきなり4分半/kmで走るということはまずない。それでも今回はサブ10(10時間以内完走)という大きな目標もあったし、それなりのペースでどんどん走っていく。
まだ夜明け前やというのに道路沿いの住民から熱い声援が飛んでくる。「ありがとう!行ってきまースッ!!」こっちとしても、たくさんの声援をバネにええペースで走っていった。

スタートしていきなりゆるい上り坂。それが少しずつ高配がきつくなっていく。
丹後の100kmは60kmを過ぎたところで13kmの登り坂で600mくらい上ったけど、それがいきなり始まったという感じ。
こっちのほうがまだ体力も十分あるときなんで、それほど苦しくない。日ごろの練習は坂道ばっかりやっただけに、結局頂上まで1度も歩くことなく上りきることができた。

途中青馬会の菊ちゃんやあがしさんを抜かせてもらい、みぞさんに追いついて話し掛けたがつれない返事・・。
仕方ないので先に行かせてもらったら今度は青馬会の濱ちゃんとうららさんに遭遇した。
「ここの登り坂は抑え目に」という助言を聞きながら結局抜かしてしまう。普段のレースよりは抑えながらのRUNやったけど、やっぱりペースが速かったのか、結果的最後はつぶれることに・・

20q〜25q       25分58秒
25q〜30q       23分59秒
30q〜35q       23分48秒
35q〜40q       23分52秒     (3時間23分23秒)

21km付近でちょうどのぼり坂の頂上。頂上のエイドステーションで少しだけ休憩し、すぐに出発した。
あとは下る一方と思ったら気分的に楽やし、同じようなペースで走っていた方に話し掛けたら結構盛り上がってしまう。その方もウルトラマラソンは2回目ということやけど、明らかに向こうのほうがレベルが高く感じた。

32km過ぎ。やっと待望の四万十川に遭遇する。前日にゴール近くの下流付近で記念撮影をしたけど、実際の川幅は同じくらいでびっくり!
上流というイメージがあったので、もっと小さい川と思っていたけど、意外に大きくて驚いた。でも日本最後の名水と言われるだけあって、とても静かなたたずまいを感じた。普段見ている淀川の河川沿いには運動公園があったりゴルフ場があったりするが、そういうものは一切なかった。最も淀川と比べるほうが間違っているかも・・

峠も過ぎて四万十川の昭和大橋というのを渡り、しばらくするとすごい応援の集団に遭遇した。
おそらく、選手の家族や友人を乗せた応援ツアーの方たちで、中には「サワダさ〜ん!」と名指しで呼ばれる方も。
おそらくゼッケンを見て名簿から名前を探し、それで呼んでいただいたと思うけど、この応援はうれしいけどすごく照れてしまうな。
私の番号は『50番』で陸連登記で比較的少ない数字やったし結構分かりやすかったのか、やたらと呼ばれた気がする。

  

40q〜45q       28分40秒     ※42.195q 3時間36分56秒
45q〜50q       27分03秒
50q〜55q       30分07秒
55q〜60q       28分30秒     (5時間17分43秒)

四万十川に合流してからはひたすら川沿いを走る。距離表示は1km毎にあってあと何キロ走るか分かってすごくよかった。
40kmを過ぎてからは60kmコースの表示も追加され、「今から60kmのレースで出るつもりで!」と気分転換を試みたが結果的はあまり関係なかったみたい。

元気に走れたのも50kmくらいまで?それまで周りのペースにもそこそこついていけたし、足の痛みもそれほど感じていなかった。しかし、トイレ休憩をしてからレースに復帰してみると、周りの人のペースについていけてないのを感じた。
トイレでは女性ランナーに追いつかれ、すごくびっくり!それまで女性ランナーを殆どみることなかったので、「すごく速えぇ!!」と感心してしまった。
後で分かったけど、その方は青馬会に所属してるポカリさんという方やった。

55kmを過ぎたところで2回目の流れ橋に。そこもたいそうな応援があり、恥ずかしながら手を振りながら声援にこたえる。そのときになんと青馬会の濱ちゃんにすれ違う!
最初の坂で抜かさせてもらってだいぶ経つのに、ここで追いつかれるとは。。
このままではやばい!と思ったのもつかの間。2つめの難関であるのぼり坂に差し掛かった。
さすがに走って完走するパワーはなくなって、「この坂だけは歩こう」というつもりでとうとう歩き出したが、このあと何回歩いたか計り知れない・・

坂の頂上付近で携帯カメラで四万十川を撮影していると、とうとう濱ちゃんに追いつかれてしまった。「まあこっちもペースは落ちてるんやし、しゃあないな。。」と自分に言い聞かせてしばらく濱ちゃんに着いていこうとしたが、どんどん離されていくばかり。。

  

60q〜65q       36分34秒
65q〜70q       29分11秒
70q〜75q       32分49秒
75q〜80q       30分04秒     (7時間26分21秒)

「濱ちゃんはひょっとしたらレストステーションで休憩してるかな?」と考えながら62km地点にあるお着替えや軽食ができるレストステーションがあるカヌー館に流れこんだ。
ここではシャツを『怪速亭』から『走快ねっと』のランニングシャツに着替え、シューズはターサーからGEL1070に履き替えた。ターサーはフルマラソンくらいならいいけど、ウルトラとなったらクッションが少ないので足の裏が痛くなってくる。これはやっぱりウルトラ用のほうがいいというのは分かった。あと、靴紐の締めすぎが原因か、左足の甲がかなり痛い!これ以上ターサーで走るのはさすがにきつかった。

給食でクリームパンを1つもらって出発。結局そこでは濱ちゃんに遭遇することはできなかった。

一応、ゴールは四万十川の下流なんで徐々に下ってはいるけど、若干のUP/DOWNはある。ボランティアの声援にも気持ちよくこたえることができ、口だけはいつまでも達者やったけど、足のほうがついていかなくなってきてた。
シューズでの痛みもさることながら、内ももからふくらはぎにかけてかなり痛い。
周りのランナーから抜くより抜かれるほうが多くなってきていた。

右側に四万十川を見ながらひたすらゴールを目指すのみ。
目に入ってくるものは四万十川と声援を送る地元の方やボランティアの方。そして1km毎にある距離表示だけ。でもその距離表示のおかげで確実に前に進んでいるというのが分かるし、2.5km毎にあるエイドステーションに向かうにもはっきりした目安にもなる。
丹後では5kmごとのエイドステーションが、こちらでは2.5kmごと。つまり倍はある。スポーツ飲料は5km毎なんで、最初はスポーツ飲料だけで十分のつもりで走っていたが、ここにきて水のほうが冷たくておいしいというのが分かり、エイドのたびに足を止めて休むまでになってしまった。

  

80q〜85q       31分47秒
85q〜90q       31分22秒
90q〜95q       32分08秒
95q〜100q      33分02秒     (9時間34分40秒)

80kmを過ぎたあたりでしたっけ?今までのエイドとは違ってひときわにぎやかで飲み物、食べ物が豊富なエイドステーションが現れた。施設エイドらしい。
それまで水やスポーツドリンクが2.5kmあるし、パンやおにぎりを用意してくれているところも20km毎にあったので特に困ることもなかったけど、やっぱりここでコーラみたいに炭酸があったらうれしくなってしまう。あとから聞いた話ではビールもあって、誰か飲んだといってたけど、さすがに私は・・(^^;)
食べ物もおにぎりのほかにエビの唐揚やらいろいろあっと思う。ただ、私自身、走りながら食べる習慣はあまりなかったので、コーラー以外は何も手をつけなかった。。

85km付近を走っていたとき、地元声援に混じってみたことのあるオレンジの帽子が。
よくよく見ると、今回自転車で応援RUNをされたいたちえりんやった。85km付近ということはゴールから15kmのところ。結構遠いところまで応援に来てるんやなあと感心しながら記念撮影をする。

だんだん走るのがいやになってきた90km付近。後ろから「澤ちゃん!?」と聞きなれた声が。振り返るとなんとタラちゃんやった!!
タラちゃんを最初に遭遇したのはスタートして間もないころ。まだあたりがうす暗かったときに声をかけてもらって以来やけど、まさか抜かされるとは正直思ってもいなかった。

「こんなところで何してんの?」何してると言われても一応走っているんですが、返事をするパワーも薄れてきてた。
「さあどんどん行くで!ついてきいや!!」と手招きされたが、とてもこの状態から5分/kmで走るのは不可能やった。見る見るうちに置いてけぼりをくらい、タラちゃんははるか彼方に行かれてしまった。。

ゴールまであとわずか。また1人で黙々と走っていたけど、いくら走ってもあまり景色に変化がなく、ゴールまであと5km、4kmといわれてもあまりぴんと来ない。「ほんまにゴールに近づいてんの?」「このまま一生走り続けてたりして・・」変な錯覚まで生まれてきてた。
距離表示だけと周りの声援だけで確実に進んでいるのを感じながら「早く終わらんかなあ」ということばかり考える。最後のほうはちょっとしたのぼり坂でも歩いてしまう始末。。

98kmを過ぎてようやく街らしいところにでてくる。「ガンバレーッ!あとこの坂を登りきったらゴールや!」その坂が普段の練習やったらどうってことないのに、さすがに99km走ってからやったらとてつもなく長く苦しく感じた。ほんまにあと少しでゴールやのに、ここでも歩いてしまう・・(T_T)

坂を登りきってあとは500mを下るとゴール。声援の声も一段と高くなってうれしさもこみ上げてくる。紙ふぶきを撒き散らす人もいて、「やっと帰ってきたんやなあ」と実感が湧いてきた。
そして待望のゴール!!

   

辛く長い1日そして感動

一応、当初の目標である10時間以内完走は達成できたものの、走っているうちに欲も出てきてひょっとしたらサブ9?それは無理でも9時半以内にはゴールできるでしょ。とレストステーションを過ぎる70kmくらいまでは思っていた。
ところがやっぱり疲労と足の痛みがあり、思うようにペースも上がらない。
最後20kmが周りと同じペースで走れたら9時間半も夢やなかったみたいやし、それを考えると少し残念やった。

私を追い抜いていった濱ちゃんは9時間27分43秒、タラちゃんは9時間28分22秒と最後は接戦やったみたい。タラちゃんはなんと陸連登記の部で4位という大健闘!

しばらくして荷物を取りに行くと濱ちゃんと菊ちゃんとあがしさんが横になっていた。菊ちゃんらも目標のサブ10達成でみんなさすが!!
それからしばらくするとひときわしんどそうな顔をしてみぞさん登場。「最後は5kmくらい歩いてしもた・・」と嘆いておられました。

私がゴールしたのは3時過ぎ。制限時間は7時半やし、それからが近くのホテルで行われる表彰式と後夜祭。もちろんそれには出席するつもりやったけど、正直まだかなり時間があった。いったん旅館に戻ってお風呂に行こうと思ったら行けたけど、そこはやっぱり団体行動。
いっしょに参加したメンバーの中にはまだ走っておられるかたもいてはるし、最後の一人が帰ってくるまでゴール付近でじっとカメラを構えていることにした。

しばらくすると、ひろっさん、ふきこさん夫婦が仲良くゴールイン!先週300km以上を見事1位で制覇したひろっさんやけど、今回は奥さんの伴走ということで最後まで一緒に走っておられた。
それからしばらくして周りがうす暗くなり始めたころ、怪速太郎さんとまみりんがゴール!怪速太郎さんもまみりんに最後まで付きっきりやったみたい。
続いてもりけんさん、池内さんゴール。池内さんはこのあと別行動でされるということでお別れしました。

風邪で体調を崩されてたながいさんは「四万十川を見たら途中棄権する」とおっしゃっていながらなかなか姿が見えず。どうしたのかなあと思っていたら、なんと制限時間のこり30分の余裕を残して見事完走ゴールされました!これにはさすがに脱帽!怪速亭メンバーからは拍手喝采です。
これで怪速亭から参加されたメンバーは全員完走ということとなり、ほんとよかったよかった!!

あと1人、私の知ってるメンバーの中で青馬会のジェイさんだけ姿が見えていない。
レストステーションでマグロの被り物をしてゴールを目指すと言っていたので、もしゴールが近づくと必ずアナウンスされると思う。まだかまだかとカメラを構えていたら、制限時間15分前となって、ようやく「魚の被り物の選手が・・」の声が!

「よっしゃ!ジェイさんや!!」ゴール直後の一角だけ(怪速亭、青馬会がいるところ)は大盛況!フラッシュと握手の雨あらしで大いに盛り上がった。ジェイさん、最後の最後に完走。本当におめでとうございました。

  

お疲れさまでした!

7時半から始まる後夜祭には少し遅れたけど、会場には料理もお酒もたっぷりある。ホテルの立食パーティーやったけど、これは今までマラソンをやっていた中では初めての経験。「これがまみりんの言っていた豪華な後夜祭かぁ」と感動しながら食べ物をあさる。会場にはたくさんの方がおられ、チームもも組みもおられた。今までそれほど面識はなかったけど、タラちゃんは元々ちーむもも組のメンバーやし、みぞさんも顔が広い関係で少しだけお話する機会をもらえた。ただ青馬会の方はおられなかったが・・

青馬会の泊まられたところには晩御飯も用意されているということなんで、おそらくパーティーには来なかったのやと思う。いっぱい話をしたかったんやけど・・

パーティーは9時半でお開きとなり、ホテルから旅館までは巡回バスで送ってもらった。
さすがにみなさん100km走られた後ということで足はガクガクロボット歩き。旅館から部屋までの階段さえもすごく辛かった。

お風呂に入って再度乾杯!全員完走おめでとうございます!!
みぞさんも今夜は一緒に飲んで明け方に母親の実家に戻るということでした。

   


帰路へ

ゆうべは2日ぶりにぐっすり寝られた。それでも6時半には目は覚めて体はスッキリ!でも脚はズッシリ。100km走った翌日なんで、当然といえば当然か・・
それでも何とか散歩がてらに軽くジョギングをし、コンビニでみなさんの朝ご飯を仕入れてくる。

朝ご飯の後は怪速太郎さんが散歩に行くというので、男連中はぞろぞろと前々日に記念撮影をした四万十川の堤防まで行った。それまで何が目的かよく分からんかったけど、一同堤防下にあるテントを張っているところへ。そこには茨木市を中心に活躍している『大阪ミント』の方がおられた。怪速太郎さんの手にはビール。いやな予感はしたけど、見事的中、そこから朝の宴会が始まってしまった・・

今日はまた京都まで車で帰ることになっているのになぁと考えながら,コップ半分だけビールをもらって乾杯!!それから何時間そこに居座っていたのでしょう・・??
しばらくしたらちえりんが走って登場。10時過ぎにはチーム桃組で宿泊されたタラちゃんと、いったん実家に戻られたみぞさんと合流。まみりんも友達の家に泊まられ、ふきこさんを旅館に残してその場に全員集合となる。

いったん旅館に戻って荷物を整理し、再び河川敷で宴会。結局そこには12時前までおりました・・
楽しい宴会も終わって一同帰路へ。

   

折角高知まで来たんやからやっぱりカツオでしょう!ということで、『本陣』というところで昼ご飯を食べた。私は普段カツオを好んで食べることはなかったが、ここのはホントに美味しかった!正直、あの生臭さが好きではないんやけど、ここのカツオは全然生臭くもないし、何ぼでもご飯やビールがはいりそう!クーラーに残っていたビールを持ち込み、またまた宴会が始まった。私とみぞさんだけはしらふやけど・・

ちえりんはだんなさんの実家が高知にあるということで、高速IC近くの道の駅でお別れし、後はひたすら高速道路を走る一方。行きの車内はもう少しみんさんしゃべってはったけど、帰りの高速はほんまに静かでした。当然か!

帰りのコースは行きとは違って高知自動車道から高松自動車道にはいり、淡路島を縦断して山陽道、中国道、名神と走った。

淡路島はダブルさんの住んでおられるところ。途中、淡路島『緑PA』で停まり、ダブルさんと合流してお土産に生シラスをいただいた。ダブルさん、ありがとうございました!

中国道の西宮名塩SAで最後の休憩。ここで京都駅に向かわれる方と宇治方面に向かわれる方と別れ、私は京都駅〜丹波橋〜八幡市へとみなさんを送らせてもらい、家路に着いた。

全走行距離約1040km。みぞさんも私も無事故無違反で無事3日間すごすことができ、マラソンで完走した以上にうれしい気持ちとなった。

この3日間、みなさんには大変お世話になりました。
今回は目いっぱい遊ばせていただいたと思います。
これに懲りず、またどこかでご一緒し、お互い感動を味わいましょうね!!(^o^)/