「腎臓ガンを体験して」
                             足健ぷらざADS  高橋とし子
私が「ガン」宣告を受けたのは、平成16年12月1日です。
私の場合、3年前から年に数回ですが体温が42度台になりました。最初の年は、掛かりつけの医師に相談しても相手にして貰えず、次の年には、産婦人科を受診しましたが何処にも異常はないとのことでした。そして11月の初め頃に、今度は低体温になり家で寝込んでいました。幸運な事に、息子が看護師をしていまして、毎日、毎日、病院に行けと余りにもうるさく言いますので、近くの総合病院へ行きました、低体温は原因がわからないままで、久しぶりだからエコーを取りました。副腎が少し大きく見えるとのことでしたので、次にCTをとってみて「ガン」が見つかりました。
しかし、そこの病院には泌尿器科が無いので、他の総合病院を紹介して下さいました。
私のガンはCTを撮っても一番映りにくい所にあり、「腎臓が少し腫れている」と説明を受け、友達に電話して、腎臓が腫れているって、「ガン」かな? でも聞いたこと無いよね腎臓ガンって、腎臓って「ガン」になるのかな?心臓ガンも、聞いたこと無いよね?ガンについてはその程度の知識のまま12月1日に紹介の病院に行きました。前の先生と違い、素人の私が見ても「ガン」と分かる映像の CTを診せて下さりながらの説明でしたので3秒とかかりませんでした、
「ガン」の宣告です。 右腎臓の下部に11,5cmの「ガン」でした。
後からの話しですが、先生は4期で最悪を考えたみたいです。私は、主人もいませんので、自分の事より家の事が気になり、頼んで4日入院を延ばして貰い、家の片付けをして入院をしました。私は、暢気なのか、今更じたばたしてもどうしようもない、なる様になると開き直りましたが、入院前に無理をしたのがいけなかったのか?精神的には動揺していたのか、血圧が180台、血糖値も220位になりなりました。手術まで時間があるので、ベストな状態で手術に望もうと思い、自分で考えられる健康管理をと思い、一日に何回も病院の階段(6階建て)を何回も歩き、1週間に一回は同じ町の友人の「足健ぷらざ足もみハウス満足漢」で足もみをして貰いました。もう一つ良かったことは、私の1週間前に腎臓手術をする人がいて、色々話が聞けたことでしょう。
もともと「白衣高血圧症」気味の私でしたが、高血圧も血糖値も正常で手術を受ける事が出来ました。結果は幸いな事に、腎臓ガンの中でも一番おとなしい10%の「分化ガン」で何処にも転移が無く、無事手術が終りました。
入院してみて改めて思ったことですが、人間は、立って動いて生活する動物です。今は昔よりは動作が早く動きますが、以前は一日寝ると、腰が痛い、肩が、足が・・・と病気を治しているのか、しんどくなっているの、分からないくらい疲れていました。入院中の患者さんは、皆すごくしんどそうです。家族の誰かが少しでも足を揉んであげたら楽なのになあと思いました。私は手術が終って、足もみができる様になってすぐ「満足漢」で足をもんでもらいました。看護師長からは、高橋さんの健康管理能力は感心しましたと言って貰えました。
私は「ガン」に対しては、全く無知でした。「ガン」イコール死だと思っていましたが、自分が「ガン」を患ってみて、また私と同じ時期に親友が「乳ガン」の末期になって色んな事を考えさせられました。

事情があり、途中で岡山大学病院へ転院しました。以前の病院は、抗がん剤を打つのが、すごく大変そうでした。岡山大学病院でも、友達も日常生活を普通に送りながら、抗がん剤を打っています。血液内科があるからです。また岡山大学病院には「ラジオ波」を全国から受けにこられています。
二度と「ガン」になりたいとは思いませんが、何処までの治療を受けるのか?については、情報が多いだけに選択は難しいと思います。私には答えは出ていません。「ガン」も初期なら何の問題もありません これからは、自分の体験を生かして、病気になってから何かをするのではなく、「予防」をしていく事の大事さを皆に考えてもらおうと思っています。
page2
            『2度のガンを明るく乗り越えています』
                                名古屋市  松岡広子
 2度目のガンである卵巣ガンの摘出手術のあとの抗ガン剤治療が私の身体に合わず大変な思いをし、医師から提示された抗ガン剤治療の回数を満たさずに、途中で退院をしてから早4年半になります。2年前の2004年6月号に一度その体験談を書きましたが、その後の状態を報告しますと、今でも順調で、現在は他から見ればもう誰も私のことを病気だと思う人はいないほどとても元気に毎日を過ごしています。どのように乗り越えてきたのかをお話したいと思います。
 2002年5月退院直後より、名古屋に出張して来て下さる折田先生に月に2度揉んでいただくようになりました。それと同時に近くの水野さんが毎週一回通ってきてくださり、私の体のことを私以上に心配して一生懸命に揉んでくださるので私も真剣に取り組むようになりました。自分でも続けましたが、そこで毎日揉むのに助けになったのはメノウ足もみ棒という道具です。足の反射区だけでなく、寝た姿勢で手にメノウ棒を持って自然に届く太もも部分や股関節部分も直接揉みほぐしました。メノウ棒を握っているだけでも気持ちが良くなり、眠りに就く前の間、毎晩しましたのでそれはかなりの効果があり股関節も見事に柔らかくなりました。
myweb1103003.jpg
myweb1103002.jpg
myweb1103001.jpg