Cスパイダーマンの誕生
400年前、モンスター教授との戦いの末、
地中深く閉じ込められてしまったスパイダー星人ガリアは、
ひたすらにテレパシーで正義の戦士を呼び続けた。
その声に唯一人応えることの出来た山城拓也はガリアの元に向かった。
ガリアは瀕死の重傷を負った拓也にスパイダーブレスレットを与え、
そこからスパイダーエキスを注入した。
エキスが体内に流れ込んだ拓也は常人を遥かに凌ぐパワーとスタミナを獲得し、
「スパイダーマン」として甦った。
ある日の放課後、科学展の公開実験を見学に行ったピーター(高校生)は、
大量の放射線を浴びたクモに噛まれる。
クモの毒は身体に生化学的変化をもたらし、
その影響は筋肉や神経組織だけでなく皮膚や骨格までに及び、
彼の肉体は素晴らしい変化を遂げた。
D戦いの舞台
東映版はもちろん東京!
高層ビルがさほどないのでウェブスリングはできない。
いや待て、ブレスレットが1個しかないのでその時点で無理なのである。
資料本によればインターポール日本支部の科学班が
最先端の技術を結集してもう一つ作ったと言う噂もあるという・・・
しかし劇中ではそんなエピソード話はなく、
スパイダーマンは都会の雑踏の中を移動する時は、
人目もはばからず、唯ひたすらに走っております。(笑)
ニューヨークのマンハッタンを活躍の舞台としている本家スパイダーマン。
犯人追跡の時など、
高くそびえ立つビルの谷間をウェブスリングで颯爽と越えていく姿は実にかっこいい。
E悪 者
東映スパイダーマンの悪者・マシーンベムはモンスター教授により造られる。
マシーンベムとは生物とメカを合成したもで、
手の平にのる超小型から60メートルの超大型まで、自在に大きさを変えることが出来る。
番組の後半ではいつも巨大化しますが・・・・・・・・・お約束です(笑)
本家スパイダーマンを更に盛り上げ彩っているのは
その個性豊かな好敵手たちである。
ここでは代表して上記の3人の悪者を簡単に紹介する。
スパイダーマンの能力をそのまま受け継ぐベノムは
パワーではスパイダーマンをはるかに上回る。
根っからの悪人ではなくスパイダーマンと協力して戦ったこともある。
ピーターの親友ハリーの父親が正体のグリーンゴブリンは、
自分の会社が開発した新薬を自ら人体実験して
精神に変調をきたし凶悪な犯罪者となる。
ドクター・オクトパスも事故で精神が破綻してしまった元科学者。
4本の人口触手にも彼の精神が宿っており恐ろしい武器になる。
*
ところでこれはスパイダーマンに限ったことではないが、
どうも敵役が身近なところから出すぎるきらいがある。
「コナン君」のまわりでは常に殺人事件が起こる、みたいな(・・・ツッコミ不可)
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