BETTY WRIGHT/THE VERY BEST OF BETTY WRIGHT
1.CLEAN UP WOMAN 2.GIRLS CAN'T DO WHAT
THE GUYS DO 3.HE'S BAD BAD BAD
4.PURE LOVE 5.I'M GETTIN'TIRED
BABY 6.IS IT YOU GIRL 7.BABY SITTER
8.IT'S HARD TO STOP 9.LET ME BE YOUR
LOVEMAKER 10.SECRETARY
11.SHOORA!SHOORA! 12.WHERE
IS THE LOVE 13.OOOLA LA
14.SLIP AND DO IT 15.YOU
CAN'T SEE FOR LOOKIN' 16.TONIGHT IS NIGHT
pt 1(rap)
クリーンアップウーマン、ベティ・ライト登場!! 高級なホテルでのディナーやフランス料理のレストランと聞くと大抵の庶民は敷居の高さを感じてしまい 一歩引いてしまう事と思います。その一方で町の洋食屋さんやファミリーレストランならば親しみやすさと 気軽さを感じるはずであろう。 アレサ・フランクリンやグラディス・ナイトは超一流のレディーソウルのスーパースターである。 今回登場のベティ・ライトはスーパースターとして語られる事は少ないがどこか庶民的で日常感覚を覚える 先に挙げた町の洋食屋の様な親近感を覚えるシンガーである。 リフが印象的で余りにも有名な1曲目を始め10代の幼い恋愛をテーマに歌い少女達の恋の悩みを聞いて あげるお姉さんのようなメージを歌のなかに感じる。16曲目に至っては初体験前の心の動揺と期待感を 語っている。13歳でクラレンス・リードにスカウトされた実力は相当なものであるが実力派としての印象はない。 歌の才能よりも10代の少女達の抱えている悩みや苦しみをあからさまな言葉も辞さず表現して歌いあげた事 が魅力ではないかと私は思います。 そんな彼女の魅力の集大成であるベスト盤はどの曲もハズレ無しである。 彼女はマイアミのTKレーベルというサザンソウルのなかでは非常に個性的なレーベルに在籍していたがTKレーベル はソウルにカリプソやキューバ音楽等のエッセンスを加えたユニークな音作りを試みていた。 ディスコの時代にジョージ・マックレーやアニタ・ワードといったシンガー達がここでレコードを制作した |