FRANKIE LYMON&TEENAGERS/BEST

 1.WHY DO FOOLS FALL IN LOVE? 2.PLEASE BE MINE 3.LOVE IS A CLOWN 4.AM I FOOLING MYSELF AGAIN
5.I WANT YOU TO BE MY GIRL 6.I'M NOT A KNOW IT ALL 7.WHO CAN EXPLAIN? 8.I PROMISE TO REMEMBER
9.THE ABC's OF LOVE 10.SHARE
 11.I'M NOT A JUVENILE DELINQUENT 12.BABY BABY 13.PAPER CASTLE
14.TEENAGE LOVE 15.OUT IN THE COLD AGAIN 16.GOODY GOODY 17.CREATION OF LOVE 18.THUMB THUMB
19.PORTABLE ON MY SHOULDER 20.LITTLE BITTY PRETTY ONE


  
時は1950年代、イーストコーストからウエストコーストまで街角という街角で戦後の経済成長を賛美しているかの
  ように「シュビドゥビ」とか「ドゥーワッ・・ドゥーワ・・」とか華やかなハーモニーが響き渡った。
  ポピュラー音楽の世界で黒人コーラスグループの存在が定着してくると多くの黒人達がいつかヒット曲を生み出すこと
  を夢みてグループを結成して街角で歌い始めた。雨後の竹の子のように無数のグループが生まれいわゆるドゥーワップ
  コーラスのシーンが形成されていった。
   映画「アメリカングラフティ」のような当時のティーンエイジャー達の青春のBGMがエルヴィス・プレスリーなどのロックンロール
  とドゥーワップコーラスであった。素晴らしきアメリカンオールディーズの時代だ。
  そんなコーラスグループの一つがニューヨークの街角で歌っていたフランキー・ライモン&ティーンエイジャーである。
  彼らは平均年齢13歳というキッズグループである。ここの部分で頭に思い浮かぶのがみんなが大好きなあのグループ、そうです
  ジャクソン5ですね。ジャクソン5はこのフランキー・ライモン&ティーンエイジャーをモデルにしていると言われているのです。
  そのジャクソン5を見いだしたのはダイアナ・ロス、彼女は1曲目をカヴァーしてヒットさせてますね。
   まだ差別が色濃いアメリカ社会でゲットーなどの貧しい環境で生活する黒人のティーンエイジャー達には歌うことが数少ない楽し
  みであったといいます。フランキー・ライモンはそのような黒人のティーンエイジャー達の憧れであり目指すべき対象であったとい
  います。ダイアナ・ロスも1曲目を子供の頃よく歌ったからという理由でレコーディングしたと言います。
  そのような歴史的な背景があるのですが、ここは理屈抜きに彼らの屈託のない若さ一杯のコーラスを楽しんでもらいたい。
  全米1位となった1曲目を始め、12曲目など軽快なテンポのナンバーがお勧めです。
   そんな彼らでしたが10代という感受性が一番敏感な時期にショービジネスという複雑な世界に身を置き必要以上に周りから期
  待されたことが大きなプレッシャーとなったのかフランキー・ライモンの生活はすさみドラックに手を染め22歳という若さでこの
  世を去ってしまうのでした・・・。
  しかし、彼らが果たせなかった夢を後のジャクソン5が果たしたのであった。