MARVIN GAYE&TAMMI TERRELL/YOU'RE ALL INEED
       
1.AIN'T NOTHING LIKE THE REAL THING 2.KEEP ON LOVIN'ME HONEY 3.YOU'RE ALL I NEED TO GET BY
4.BABY DON'T CHA WORRY 5.YOU AIN'T LIVIN'TILL YOU'RE LOVIN' 6.GIVE IN,YOU JUST CAN'T WIN
7.WHEN LOVE COMES KNOCKING AT MY HEART 8.COME ON AND SEE ME 9.I CAN'T HELP BUT LOVE YOU
10.THA'TS HOW IT IS(SINCE YOU'VE BEEN GONE) 11.I'LL NEVER STOP LOVING YOU BABY 
12.MEMORY CHEST


 永遠のソウルメイト、マーヴィン&タミーの登場!!
恋人でもなく家族でもない愛や血縁を越えた魂のぶつかりあいができる関係、「ソウルメイト」と呼ばれる事が
ある仲間に出会うことが人生にはあると思う。マーヴィン・ゲイにとっての「ソウルメイト」はタミー・テレルであった。
ソウルの男女のデュオチームは多く存在するがここまで完璧に息が合い募る思いをぶつけ合う恋人の様に歌える
デュオは無いと思われる。1曲目、3曲目は余りにも有名なナンバーであるがそのうまさはジェラシーを感じてしまう。
また、マーヴィン&タミーに多くの曲を提供したのが後に夫婦デュオとして活躍するニコラス・アシュフォードとヴァレリー・
シンプソンである点も注目である。(病気で倒れたタミーの代役で歌ってもいる・・・。)
 タミー・テレルは24歳の若さで病気で死亡してしまうがそれ以降マーヴィンはショックから人間不信に陥り音楽活動から
遠ざかり引きこもってしまう・・。しかし、「ソウルメイト」を失った喪失感と失望感の泥沼のなかで悩み苦しみ考え抜き、
またベトナム戦争の悲惨な現状を実感したことをきっかけに「愛」を男と女の愛から人類愛へと発展させて考えるようにな
りあの永遠の名作「愛の行方」を生み出すのであった。
 今回はマーヴィン&タミーの最高秀作と言われるアルバムを紹介しました。大切な人と聞いて下さい。