2025年1月25日釣姫漁港です。こないだは釣れたけどそう管釣り行ってものお、渓流は来週解禁やし、シーズン中でも釣れん大江川が冬釣れるわけがない。というわけでダメもとでジグを投げに行ってみました。以前漁港のオッチャンがサワラは1月でも釣れる、数は少ないけど大きい、と言っていましたが、さすがにもうすぐ2月。人も魚もおりません。(2025/1/26) BackNumbers

 前回ベールスプリングをいじってベール返りが起きたタックルオートは、スプリング位置をオリジナルに戻してみました。ベール返りはゼロ。要らんいじりだった模様。

 飛距離は、やはりバリバスPE(ひょっとしたら10年くらい前の旧モデル)の太さが影響大だった印象。この日風が強かったこともありますが、やはり太くて抵抗が強い。前書いたように同じ0.8号でもシマノ(現行)に対しマイクロ測定で約1割太い。直径1割なら断面積、表面積、同じ長さの重さは約2割アップ。影響しないわけがありません。

 サイレントストッパーは、海で使うようなジグをシャクるのはあまり向かない感じ(強度は大丈夫でもやはり気持ち悪い)ですが、ただ巻きしたときのスムーズさは絶品。大森製作所のリールをストッパー鳴らして「懐かしい」なんていうのは、ホントもったいない。

 亜鉛のギアの滑らかさには独特の味があります。原氏は最初リールにかかわったとき「あんなイモみたいな金属をギアに?」と思ったそう。ところがどういうわけか、ハイポイドフェースとの相性がいい。原氏は亜鉛の軟らかさが弾性的にはたらいているのではと言っていました。シマノでは亜鉛は減摩剤でもあると聞きました。ググってみると亜鉛系の極圧添加剤があるみたい。ギア歯面でこすれて黒くなったグリスにそういう物質が含まれるのかはわかりませんが、滑らかさや耐久性は実際高い。最近は軽量化でアルミが増えていますが、亜鉛も捨てがたい感じがします。

 紙書籍のページを見やすくしました。
 説明入り画像( )もつくりました。

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