謹賀新年。2021年版年賀状の3パターン作ったうちのみっつめ。天竜川のニジマスです。(2021/1/16) BackNumbers

 ロッドは『ロッド改造記』には登場しないバックウォータースペシャル55。今となっては管理釣り場用ロッドの中では硬めらしいですが、天竜川は半管理釣り場みたいなものなので、ちょうどいい感じ。登場時芦ノ湖のスーパーレインボー用に売れたのも納得できます。現在の管釣りでも極端な釣り方でなければ十分これで行けるでしょう。

 リールは1989年に登場した初めての輸出用ロングプールスピニング、ダイワPR700H。このころのダイワは、いまでいう1000〜2000サイズはピニオンギアの後ろにボスをつけず、メインシャフトで支える方式でした。現在こういう受け方は減りましたが、このころは大森は1番くらいまで、シマノのチタノスツインパワー(初代ツインパワー)は3000番までこういう方式でした。

 たださすがに3000番は無理があったようで、当時ある有名アングラーが海外遠征にチタノスツインパワーの3000番2台と4000番1台を持っていって、全部壊れてしまうという事件がありました。30年前のことだったのでどんな釣りをしたのかわかりませんが、たぶん今のボートプラッギングやボートジギングみたいな釣りに使ったのでしょう。

 その人はテスターではなく自分で買ったリールで遠征したので大損害です。リールをシマノに送り付けての大クレームでした。私もそのリールを見ましたが、3000番は2台ともピニオンの口から金色のグリスを盛大に吐いて首がぐらんぐらんになっていました。4000番はピニオンの後ろにボスがあったのでローターは大丈夫だったのですが、当時国内でも発生していたオシュレーションスライダー(摺動子)のネジが緩んでウォームシャフトポウル(クロスギアピン)が飛び出すトラブルで死んでいました。

 ダイワPRは今でいう2500番より上はピニオンの後ろのボスをジュラコンブッシュで受けていたので一日の長が……といま書きながら思い出しました。チタノスツインパワーのライバル、ウィスカートーナメントSSも750番(今の2500番)までボスなしシャフト受けでした。ツインパワー4000番の摺動不良も、トーナメントSS1000(今の4000番)で起きていました。どこもまだ手探りの時代だったのですね。

 ダイワPRの話は、『ギジー』新年号の連載で掲載予定。内容はいま書いたのとは違うものです。ご期待ください。

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