2019年8月18日庄川のブラウントラウトです。魚のつきそうにないダムBWにつながる石の細かいフラットな場所で釣れました。NZのビデオなど見ていると特に障害物のないところでこの魚を釣っている印象があります。こういう場所に強い魚なのかな?(2019/8/19) BackNumbers

 リールは昨オフにジャンクリール3個イチで組み上げたクォーツ310セカンドバージョン。どこがセカンドバージョンかというと、巻き始めにラインを挟んで緩みをなくし、ライントラブルを防ぐラインコントロールシステムが「インテグラルラインコントロール」システムに進化していること。

 ラインを挟む部品の挟みはじめとラインローラー直下の部分がクシ状に変わっています。前期型は、ベールを閉じた瞬間ラインがラインローラーのところにあるとラインが挟まれず、ラインコントロールシステムがはたらきませんでしたが、クシがラインをしごくため、ここにラインが来てもループの巻き込みが起きないというもの。このほか、ラインローラー上でラインが転がらないよう凹凸が付けてあるのも変更点。たしかに、ハンドルでベールを閉じて一日使いましたが、ループの巻き込みやライントラブルはゼロでした。

 前から持っていた330に比べるとギア比が低いのがいまいちなポイント。330の5.7対1に対し、310は5.1対1になっています。スプール径が大きいため巻き速度はまあまあるものの、回転が軽いためキャスト時にローターが動きやすくなっています。

 これによるベール返りを防ぐためか、異常(と言っていいレベル)にベールスプリングが強くしてあるのがいけません。写真のリールはスプリングが強い状態で作動させたときの影響でベール支持部が黒い摩耗粉を吹いていました。スプリングをカットして適度な作動力にしたものの、繊維強化ナイロンは表面の滑らかな層が摩耗するとガラスやカーボンが出てきて一気に減ってしまうのでかなり不安。

 このモデルが出たころ、ミッチェルがリールを作っていた工場で亜鉛部品に不良材が大量に混入したようです。このリールとともに買ったHSモデルともどもドライブギアなどの部品が粉々に割れていました。セカンドバージョンはイーベイでもほとんど見られず、かつ亜鉛部品以外のパーツがパーツ取り用としてやたら出ています。このリールは米国向けプレシジョン10まで含めてなんとか動くようにしたものです。まともに動く個体はほとんどないかもしれません。

 ミッチェルの奇作・クォーツは『マイナーリールの紳士録2』、『マイナーリールの紳士録3』、『その後の名門』、『Let's Inner Spool!』で読めます。こんなに取り上げていたことに今気づきました。

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