『ミッチェルラインガイド固定用スペーサー』を絶賛打ち抜いているところ。一応作ったんでショップにも上げとくかくらいのものだったのですが、たまーにご注文があります。(2024/12/21) BackNumbers 『SiCラインガイド』には付属していません。高いんだから付けとけと言われそうです。付属しようとも思ったのですが、現実にはまず要らないはずなのでつけませんでした。 いまマッチング確認用に買ったものを含めて6組固定ガイドのベールがあります。このうち、ラインガイドが回ってしまったのは、70年代の308(原氏がシンガポールで買ってシマノ本社に送ってくれたもの。『きわめて私的なミッチェルストーリー』参照)1台だけでした。このリールは新品のうちから負荷がかかるとキキキとラインガイドが鳴きました。原氏によると日本を含むアジアは欧州メーカーのゴミ捨て場だったそうで、この308も品質に疑問のあるロットが回されたものだったのかもしれません。 それ以外にラインガイドが回ったものはありません。中心に穴があるため先端が太い304の硬質クロム真鍮ガイドをSiCに置き換えても大丈夫でした。だから、現在回っていない個体ならば、まず大丈夫と考え、付属はやめました。あと、いま回っていないものが、使用に伴って回りはじめることはまず考えられないので、後々考えて買っておこうと思う必要もありません(我ながら商売っ気がない)。 でも、やはりSiCラインガイドを買われた方はスペーサーも買われます。価格や送料を考えればそうなりますね。やっぱりつけとくべきだったかなあと思うのですが、そもそもSiCラインガイド自体自分用に作ったようなもので、よもや売れるとは思っていなかったのですね(ほんの数個やけどね)。 SiCラインガイドは308(70年代)、408(60年代)、300C、304に入れています。計算上ミッチェルがステラくらいの価格になってしまうわけですが、わがはいはステラやイグジストよりミッチェルのほうがはるかに偉大なリールだと思っておるので、これでいいのであります。 おっと、いま「ステラくらい」と書いた部分は、「ヴァンキッシュくらい」か「ツインパワーくらい」に訂正しないけません。あらためて見たら、いまツインパワーやセルテートでも、ひと昔前のステラ、イグジストくらいするやないの。ツインパワーというと、一万円台後半くらいのチタノスツインパワーGTが思い浮かんでしまいます。昭和は遠くなりにけり。 紙書籍のページを見やすくしました。 説明入り画像( 1、2、3、4 )もつくりました。 最新『ミスター・ハラの記憶 リール興亡史』(白黒)、『川マス【合本版】』や、リール発展の記録ともいえる『ミスター・ハラの記憶 リールの歴史』『ミスター・ハラの記憶 リールの歴史2』『ミスター・ハラの記憶 リールの歴史3』をはじめ、ペーパーバック本各種絶賛発売中です。 TAKE'S PARTS ROOMでは、新発売の『コメットGSサイレントストッパーキット』をはじめ、『コメットG1サイレントストッパーキット』、ミッチェリストの夢『ミッチェルSiCラインガイド』、あきらめていたミッチェルの分解ができる新発売『ミッチェルピニオンレンチ』、寿命を純正・準純正スプリングの20倍にアップさせた『カーディナルC3用長寿命ベールスプリング』など、各種パーツやツールを絶賛発売中です。 カーディナルCシリーズの長寿命ベールスプリングはプロショップオオツカ熊谷店でも買えます。同店では、ヤマワークスでの組み込みチューニングも受け付けています。信州の通販ショップ出商店でも各種パーツ販売中です。 |
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