90'sベイト
ミーハーなページでやだなあ。

カルカッタ100
 世界で初めて非円形ベイトを作ったシマノが、なんでこんなの出すの? 丸い方が精度がどうとかいっても、ホントのところアブを狙い撃ちしたかっただけじゃん。丸の方が精度が出るんなら、メタニウムもアンタレスも丸くしなきゃ。ああ嫌だ。
 そんなこといいつつSM1600Cを持ち出しても、気が付くと予備で持ってきてたはずのこいつを使ってます。
 これって堕落?
バンタムキュラド200
 93スコーピオン1500のUSモデル、というか正体です。国内向けのワインレッドより、私はこっちの方が好きです。無塗装フレームはむしろ滑りにくいし、無塗装の樹脂パーツは欧州車の無塗装バンパーみたいで、賢そう(?) ハンドルが長めな点だけが、機能面での唯一の違いですが、こっちの方が大柄なボディーに合ってるみたいです。
 重いペンシルベイトなどは、めっちゃくちゃ飛びますが、シャッドやミノーはお手上げです。93スコーピオン買ったルアー少年かわいそう。
 国内向けを、「スコーピオン2000」じゃ大きそうで抵抗があるからと(?)、「1500」といってしまうあたり、いかにもシマノ。
バンタムクロナーク100
 92スコーピオンメタニウムXTのUSモデル。相違点はデザインのほかに、スプールとハンドルです。これも国内向けのデザインが嫌で、こっちを買ったのですが、スプールだけは国内向けのものに替えました。やっぱり性能が違ってきます。
 上のキュラドもそうですが、伝統ある「バンタム」の名が残ってるのがいいです。国内向けとはいえ、この名を捨てるのは自らの歴史に対する冒涜です(大げさ?)。
97スコーピオンメタニウムXT
 左を使ってみたくて買ったのですが、振りバランス悪くあまり使わず。まあ、左はみんなそうですが。
 性能はもちろん文句ないですが、このハンドルはなんだかなあ。事実上ボルト2本でクランクを止めるなんて。ノブだって、同時期のダイワがコルクを使った軽量ノブ(初代TD−X)を打ち出していたのに、シースルーなんて、ホント、デザイン優先です。
 え? ラインガイドがなぜ黒い? あとで教えてあげる。
 
スコーピオンアンタレス
 マグネシウム製シャロースプールが売りの最高級モデル。
 ただ、4号以上のラインを巻く主義の私には向いていませんでした。ほどほどに巻くと足りませんし、実用に耐えるくらい巻くと、せっかくのスプールの軽さが死にます。でも、2.5〜3号くらいの糸を使うなら、きっと性能はいいのでしょう。
スコーピオン1000
 外から調整できる4×4SVS。もうフタ開けなくてもOK。カタログには16段階の調整がどうとか書いてありますが、そんなややこしいことするか? 買った状態で、ダイヤル調整だけすれば、ジューブンです。
 スペック的にはアンタレスと同じラインキャパですが、スプール径が小さいのでいっぱいに巻いてもだいじょうぶ。こっちの方が実用的。
 重いの軽いのなんでもござれ。でも、この値段でこんなの出されたら、他のメーカーたまりません。ひょっとすると、アンタレスやメタニウムの分も食っていそうです。

 気が付いたら、このリールたち、ここ何年か使ってません。琵琶湖北の好きだった場所が、ブームのおかげで数年前次々に立ち入り禁止になり、バス釣りをしなくなってしまったからです。
 国内向け高性能モデルが生まれたのも90年代のブームのおかげかもしれませんが、その代償も大きかったといえます。
 もうこういったモデルが作られることはないかもしれません。(2002/12/4)
SHIMANO