私の所有する308/408です。実際にはもっと買っているのですが、組み替えてしまったものが多く、そういったものは割愛しました。
70's 308 70年代の308。日本では新東亜交易が売っていたころの「往年」のモデル。米国での発売元にあたるGarciaのロゴ入り。写真のリールは70's408のベールに交換しています。本来はタングステンカーバイド製固定ガイドでした。 ミッチェルといえば408。 308はたとえこのころのものでも、滑らかなスパイラルベベルギアを持っているわけでも、ハイスピードなわけでもありません。でも、優れたハンドルノブ、フェザリングのしやすさ、使いやすいストッパー、必要十分なドラグなど、むしろミッチェルのよさを理解しやすいモデルかもしれません。 |
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60's 408 60年代のものと思われる408です。先日HPを見た方にいただきました。 タングステンカーバイドの固定式ラインガイド、ベールアームストッパーとトリップレバーを兼ねた設計、ボディーと平行なハンドル、ダストカバーなしのハンドル基部、シボなしのノブ、真鍮製のメインギアブッシュなど、70年代のものと違っていました。 ギアになじみが出ていて、とても滑らかです。(2002/10/22) |
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70's 408 70年代の408です。 じつは私のリールではありません。神奈川の方にお借りしました。25年前に買ったリールを大切にしているそうです。いま市場に、こんな風に25年経っても使ってもらえるリールはあるでしょうか? グリーソンカッターによるスパイラルベベルギアは5.5:1のハイスピード。写真は黒っぽく写っていますが、ボディーとローターはネイビーブルーです。 |
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80's 308A 80年代中ごろ、上州屋とミッチェルジャパン(サンヨーエンタープライズ)が売っていたころの308A。 プラナマティックなしのベベルギアで、ノイジー。でも「リールの値打ちはギアだけじゃない」というのが一番よくわかったモデルかも。特筆すべきはライントラブルのなさ。今まで1回もキャスト中にトラブルを起こしたことがありません。シンプルな摺動と、スプール幅いっぱいの摺動幅、そして摺動機構のがたのなさのせいです。 そう、「投げて巻く」こそリールの基本。 |
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80's 408 80年代の408(408A)です。このデザインのものは当初(86年ころ)サンヨーエンタープライズ(ミッチェルジャパンの元になった会社)がプラナマティックを付けた特注品を導入しました。その後、プラナマティックなしの通常品も売られました。 いずれもかつてのスパイラルベベルギアではなく、真鍮製フェースギアが使われていて、ファンには物足りないものでした。私が買ったのは後者のプラナマティックなしのリール。ギアの滑らかさに不満はありましたが、このころ一番使ったリールです。 プラナマティックがなかったぶん、回転やライン放出性は並でした。しかしスプール往復がシンプルなぶん、ライントラブルをまったく生じず、安心して釣りができました。この点は上の308Aとおなじです。 |
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90's 308プロ・プラナマティック 90年代はじめにスキューバプロアジアによって売られた、ジャパンスペシャルモデル。 ボディーのダイキャストは台湾製ですが、基本的にフランスで作られていて、まあまあしっかり作ってありました。 ミッチェルらしからぬウッドハンドルは、しかしけっして大きすぎず、すこし俵型にしてあり快適。やはりプラナマティックはライン放出性のよさとともに、回転が安定します。 ギア比は5.5:1。これをあえて408といわないのは「408の名は軽々しく使えない」とミッチェルが思っているから? |
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90's 308A プラナマティック 90年代後半、スキューバプロアジアが最後に売ったジャパンスペシャル。308プロ・プラナマティック同様、基本的な加工をフランスでやっているようで、精度は同時期の台湾製よりかなりよく上がっています。 しかし糸巻き形状がひどい後巻きになって、そのままでは使えませんでした。調べると、スプール軸のふたつの穴がずれていました。1.7ミリオフセットの自作摺動子に組み替え、さらにスプール裏を削ってなんとか巻き上がりを修正しました。 ほかにもベイルスプリングの巻き数が減っているなど、いくつか問題がありました。 |