ミッチェルはフランスの釣り具メーカーです。1948年に登場したミッチェル300は、世界最初の量産的スピニングリールとして、60年代から70年代、年産300万台とも言われる「スピニングリールの代名詞」でした。ヨーロッパの一部の地域ではいまも、「スピニングリール」というかわりに「ミッチェル」といいます。本当に代名詞になってしまうくらいポピュラーなリールだったのです。
日本では小型モデルの308や408が知られています。308は300の小型モデル。408はそのハイスピードバージョンになります。70年代、日本のルアー黎明期のアングラーに使われました。
80年代同社は、日本メーカーに敗れました。私がこのリールに出会ったのは、残念ながらこのころです。正直いって、機械的洗練性は遅れていました。しかし彼らの製品には、日本製品にはない「なにか」があります。最初「なんでこれが名機なの?」と思っていたのに、気がついたらいまも使っています。
以下のページはその「なにか」のわかる方に贈ります。また、中古ミッチェルの注意点を挙げたページは、ご自身のリールをベストの状態に保つのに役立てていただければと思います。いまミッチェルは正規輸入されていませんが、今後それを検討されている方に役立つページもあろうかと思います。
なお、冒頭にあげたミッチェル300は、2001年まで同じ形で生産されました。日本でなじみの深い小型バージョン308も同様です。このミッチェルの企業姿勢に敬意を表しつつ、このページをはじめたいと思います。
MITCHELL is a French fishing tackle manufacturer. MITCHELL300 introduced
in 1948 was the first mass production spinning reel. MITCHELL was "the
pronoun of spinning reel". 3,000,000 of MITCHELL300 were made per
a year from 60's to 70's. Peoples of some countries say "MITCHELL"
as "spinning reel" until now.
The small 308/408 were popular in Japan. 308 was a small version of 300.
408 was high speed version of 308. Japanese lure anglers used them in 70's.
MITCHELL was beaten by Japanese manufacturers in 80's. I met MITCHELL about
that time. MITCHELL was behind as "machine". But MITCHELL had
something whitch Japanese reels didn't have. I present these pages to the
people who can feel this "something".
MITCHELL300 series has made from 1948 to 2001. I start following pages
with respect for this MITCHELL policy.
This site is not associated in any way with PureFishing, Inc and MITCHELL
sports SA. It is merely for the entertainment of enthusiasts of MITCHELL
reels.
TOP
|