私が自作したオリジナルパーツです。
*7年も前に作ったページなので間違いがあります。(2008/2/23)
1のベールスプリングで「スプリング径が太くなっていて」は間違い。同じです。308PROのにメッキがしてあったのをそう思ったみたい。
3のフェルトワッシャーはシマノのアフターパーツ(フェルトワッシャーのみ取り寄せ可のはず)をおすすめします。昔図面に「トッコウフェルト」と書いてあったのを「特攻株式会社」かなにか製のフェルトと思い込んでいましたが、これは「特硬フェルト」でした(笑)。グリスは別途必要です。このページを作ったときは売っていませんでしたが、いまはベイト用ドラググリスACE-2で取り寄せられるはず。スピニングはACE-0ですが、ワッシャーが小さい(圧力が高い)から2のほうがいいと思います。
4は忘れられているようなので、私も忘れることにしました。
5は4をやろうとしたきっかけでしたが、ロッドのガイドラッピングに使うエポキシかウレタンでコーティングすれば使えるようになります。フィニッシングモーターで回しながら塗ります。ウレタンのほうが収縮する分きれいに上がります。エポキシは主剤に対し硬化剤をひかえめにすると硬度が上がるそうです。硬化剤が主剤より多いと表面にねばねばが残っていつまでも固まらなくなるので注意。なお、下で書いている「樹脂スプール」は“カーボン”スプールのことで70年代のシャロースプールではありません。
1 ベールスプリング
もともとは「どうしたミッチェル」でとりあげた308プラナマティックのスプリング巻き数が少なかったからなのですが、それ以外にも80年代以降スプリング径が太くなっていてベイル返しの感触が悪かったので、図面を書いて作りました。
2 摺動子
糸巻き形状修正用摺動子(オシレーティングスライダー)です。じつはこれ、アングリング誌の個人売買のページに出したのですが、一件も問い合わせは来ませんでした。とほほ。
3 ドラグワッシャー
フェルトにグリスを染み込ませたドラグワッシャーです。グリスは2000年のバスプロショップカタログに載っているシマノの「カルカッタメンテナンスキット」に入っているドラグ用グリスです。2001年カタログには載っていませんが、これさえあればホームセンターのフェルトも、高性能ワッシャーに変身です。
ただし、いま国内販売されているスプレーグリスは別物(ギア用)なので注意。
4 アルミスプール
いま発注中のアルミ製スプール。早くできないかなあ〜。
5 大失敗
これは失敗例。樹脂スプールの表面を滑らかにしようと、耐水ペーパーとラッピングフィルムで磨きました。ところがかえってラインがいたむばかりか、スプールにラインが当った傷が付きます。
樹脂成型に詳しい人によると、こういう成型品は表面が一番硬いので、磨くとその層がなくなってしまい、かえって弱くなるそうです。しまった〜