芸文社ギジー10月号「フィッシングタックルの現象学/油脂類とメンテナンス」
 グリスとオイルの昔話です。写真は昔私がテストしたシマノのリール用グリスです。なぜ持っているかというと記念に持って帰ってきたのではなく、15年くらい前お店からグリスの名前を書いて注文したら昔いた部署からフィルムケースに入れて送られてきたのでした。たしかあの時は95アルテグラXT1000を買って分解したところ、摺動子固定ボルトが(おそらくステンレス同士の凝着で)折れてシャフトやら何やらを交換するはめになり、グリスが必要になったのでした。当時はグリスとオイルの別売りがまだ始まっていなかったのです。いまやドラググリスも売ってますし時代は変わったもんですなあ。
 2009/8/21発売

コスミック出版アングリングファン9月号「早野幸信の必釣トラウト戦術/なごみの湖」
 新シリーズの1回目は京都のなごみの湖です。最初は同じく京都の美山キャッチ&リリースエリアの予定でしたが、雨で川の状況が心配なので急きょここに。ただ、過去2回もロケ日の前に雨や台風が来たおかげで、3回が3回とも茶色い湖になってしまいました。普段はこういう風ではないそうなので、堪忍してね。
 2009/7/26発売

フィッシング・ブレーン/地球丸SALT WATER「一歩進んだメンテナンス」
 ツインパワー、バイオマスター、ルビアスの分解メンテナンスです。書いておいてなんですが、大丈夫かなこれ。かえってばらしたとき音がするようになることもあるからね。最近の人は神経質だからなあ。でも、一方で「今のリールは精密だから分解組み立てできない」と言い切っちゃうのもどんなもんかと思います。だって携帯やパソコンでもあるまいに、普通の人なら仕組みくらいわかるはずだし、どんなリールだって人間が組み立ててるんだからね。男の子ならこのくらいやりなさい!(女性アングラーの方ごめんなさい)
 2009/7/21発売

芸文社ギジー9月号「中部の渓流をスプーンで釣る」
 アートフィッシング小田誠治氏の岐阜・長野釣行です。実は最初私がガイドを打診されたのですが、釣れてへんもんなあ・・・で、春日井の毛利氏のガイドで庄川水系、高原川水系、宮川水系、木曽川と転戦。しかし梅雨前の渇水(梅雨に入っても降ってないが・・・)もあって苦戦。庄川とかで私がいつも釣れないのは腕ばかりじゃなくって、やっぱ単に釣れんのね。高速で行けちゃうからな。いい魚が出たのは毛利氏の穴場的ポイントばかり。いずれも一見渓流らしからぬ流れでした。人が入ると正直に魚は減るわけね・・・。
 2009/7/21発売

芸文社ギジー9月号「フィッシングタックルの現象学/ストッパー」
 あらためて見るとシマノのストッパーって自家製なんですね。しかもコロの1個1個に全部スプリングをつけています。そんな風に手間とコストのかかったワンウェイクラッチストッパーですが、日ごろミッチェルをストッパーオフで使っている私がたまに現代のリールを使うと使いにくいですね。ラインピックアップのときにどうしても行き過ぎてしまいます。たとえばローターに押している間だけストッパーがキャンセルされるボタンを付けて、それを押しながらラインローラーを手前に持ってこられたら便利でしょうね。ギミックかなあ。
 2009/7/21発売

ライターのページトップへ