ミシディアの洞窟-リバイアサン




フィン城地下で"しろいかめん"(これはミシディアで使う)を、南の島の洞窟で"くろいかめん"を入手した斧軍団@鬼殺しは万全の体制でミシディアの洞窟へ。目的は"クリスタルロッド"を手に入れるため。ゲームも終盤突入だが、"アルテマ"入手のためのお使いも終盤に。


されど、ミシディアの洞窟はそこそこ深いがボスは居ない。どちらかというと今回も育成用になりそうだ。途中の通路で通せんぼしているドッペルゲンガーに"くろいかめん"を被せて消えてもらう。仮面が必要だったのはこのため。いきなり斧軍団がやってきて仮面を被せられ、消されてしまうドッペルゲンガーが哀れ。道を塞いでいる意味もない。


"くろしょうぞく""きんのかみかざり""アスピルのほん"といった有用アイテムがここでは拾える。"アスピルのほん"を入手したことで、マリアのMPの心配は無くなった。本当は全員に覚えさせたいが…ここ以外では"ウィザード"が落とすしか入手方法はない。後のパラメキア城で"ジェネラル"と一緒に狩ることにしよう。


それ以外は何事もなく"クリスタルロッド"を入手してミシディアの洞窟は終了。これで、"アルテマのほん"があるというミシディアの塔へ入ることが出来るはず。


と言うわけでミシディアの塔へ向かう一行。塔は海上に浮かぶ小島に建っているのだが(そんなところに誰が建てたんだ?)、いざその小島に上陸しようとした瞬間、幾重にも連なる大津波に襲われる船(船名:「デビュー前はカナダで木こりやってました」号)。


難破する船。気がつくと巨大な生き物の腹の中。気がつくとレイラが居ない。伝説のリバイアサンに飲み込まれてしまったのだ…と、劇的と言えば劇的な展開。だが、リバイアサンの腹の中を進んでいくと…人が住んでる。なんか街みたいになってる。オイオイソリャチョットムリガアルダロ。


ここに住んでいる連中は、皆、主人公達と同様にリバイアサンに飲み込まれてしまった連中で、既に脱出を諦めたらしい。だからって居住可能なのか?リバイアサン。リバイアサンの腹の中はエクメーネ(居住可能圏)。リバイアサンにとっては、人間に寄生されいるということになるがいいのか?寄生人…いや、「人間こそが寄生獣」(違)


しかも、住人の話によると、リバイアサンは"クリスタルロッド"を持っている者を飲み込む性質があるらしい。知らないジジイも何故か"クリスタルロッド"を持っている。"クリスタルロッド"は量産されているのか?わざわざ色々なお使いをこなしながら洞窟に"クリスタルロッド"を取りに行った斧軍団は負け組か?


さて、リバイアサンの住人に竜騎士を発見。ディストの竜騎士が滅ぼされる寸前に"アルテマ"探しの旅に出たらしい。前の助っ人・レイラとははぐれてしまったので、お約束のようにコイツ(リチャード)が仲間に。リチャードの初期装備は"ウィングソード"。後のFFシリーズでは竜騎士=槍だが初代竜騎士は剣装備、というのは割と有名な話。


が、そんなリチャードにアイデンティティの危機が。
斧軍団「オヴァーイ(リチャードさん、リチャードさん、とても言い辛いことがあるのですが)」
リチャード「私に?まさか竜騎士らしく槍を使えとか言うんじゃないだろうな?それは後々の話だ。私にはこの剣がある。」
斧軍団「オヴァーイ…(いえ、その剣でも槍でもなく…斧を使って欲しいのですが…)」
リチャード「私が斧を使わなければならない理由などあるものか。私の剣レベルを見ろ。それにディスト竜騎士団の宝は聖剣"エクスカリバー"だ。斧を使う必要はない!」
斧軍団「オヴァーイ!オヴァーイ!(うるせぇこのロビンマスク!本当のお前が得意なのはタワーブリッジで、剣なんて使ってないじゃねぇか。だったら俺等のルールに従って斧を使え!このMr.バラクーダ!)」
リチャード「な なにをする きさまらー!」
リチャードの右手に"オーガキラー"を強制接着。
リチャード「私はこれまで何度ロビンマスクと呼ばれただろうか…」


リチャードを仲間にした後は、リバイアサンの腹の中でお宝を回収。"ちからだすき""ねじりはちまき"とかが落ちているところを見ると、日本人武道家か江戸っ子でも飲みこんだらしい。そんな奴は見あたらなかったが。


そして、奥に控える"ラウンドウォーム"を惨殺。船を取り返してリバイアサンの腹の中から脱出。


「オヴァーイ(腹の中の住人は見殺しですが、何か?)」




前へ次へ
文章リスト
サイトトップ