2006年1月7日の中級3・4のレッスンより |
サーブのレッスン中の会話
コーチ「今日はセカンドサーブにも有効なトップスライスサーブの練習です。」
いくらかの説明の後、生徒が実際に打っている間にコーチに質問。
私 「力のかげんはどのくらいにするんですか?」
コーチ「80%くらいにして下さい。」
私 「80%というのはどのくらいですか?」
数字を言われてもわかりにくいので、実際に自分で打って見てもらう。
コーチ「それは60%ぐらいですね」
私 「これ以上強くするとダブルフォルトが恐いです。」
コーチ「今はそのくらいで良いと思いますが、徐々に上げていくと良くなります。」
どうも力加減の感覚になっとくのいかない私は、再度コーチに問いかけてみる。
しばらく時間を置いた後の会話
私 「実は今思い出したのですが、私は右手の力を限りなく0に近づけた時、結果的に良いサーブができるんです。
それと、コーチの言う力かげんと、どう関係が有るのかわかりません。」
コーチ「その感覚で良いと思います。ラケットの重さを感じるようにするのです。実際は、打つ直前に力を入れ、打つ瞬間に
力を抜くのです。」
私 「なるほど、その時の力を加減するのですね。でも今の私にはそれは難しいです。途中で力の入れ方を変えるのは
至難のワザです。最初から最後まで力を抜きっぱなしが良いです。」
コーチ「今はできなくてもその感覚を意識しながら、徐々に力を上げていけば良いと思います。」
私 「ありがとうございました。」
生徒の感覚と、コーチの言う感覚は若干ずれていることが多く、それが上達をじゃましているのでしょう。
私は十数年スクールに通っていますが、こんなに的中したのは珍しいし、こんなにしつこくコーチと話したのも珍しいです。
おそらく、ずーっと悩んでいたからでしょう。
今はできなくても徐々にアップグレードできるようにこころがけていけばいいんですよね、
まぁ、路線は間違っていないということだけでも気休めにはなります。
いまさらながらに良く考えてみたら、初心者の頃に右手の力を抜いてムチのように打てとおそわったけ。
でも、上達するに従ってもっと速いサーブが打てるのではと力が入っていったみたい。
たしかに、力を入れた時に、たまにすごいサーブが入ったことがあったのがいけなかったのか....。
それと、隣でスゴイサーブを打たれるとどうしても力が入ってしまう。
レベルが中級3の私の現在のサーブの感覚は以下のとおりです。
確実に入れていく時のサーブは、右手の力を0に近づけて、下半身は固定し、ヘッドを感じながら打ちます(ヘッドが下がる
のを感じるスピード)。あくまでも振り切るようにしています。振り切らないと不安定になってしまいます。
少し威力を付けたい時は二通りの方法を取ります。
1.足の曲げ伸ばしを加える、右手の力は0のまま。 バウンドした後のボールの威力が有るみたいです。
2.トスを前に上げる。あくまでも右手の力は0に。 弾道が低くなりスピートが上がるみたい。
力加減だけで今回は終わりましたが、サーブについてはトスの上げ方、ラケットのテイクバックの仕方、スタンスの取り方
など色々な研究課題が有りますので、序々にレポートします。
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左の写真は10年前にサーブの練習用に新聞紙で作ったラケット(グリップ)です。
重さは右のラケットと同じように作りました。
狭い部屋の中でもフルスイングできます。
しかしながら、練習方法を間違えていた為あまり効果は無かったようです。
それはもっぱら右手に力を入れて、スイングを強く速くしようとしたからです。
そうではなく、力を抜いてムチのようにするんですよね。
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