直線上に配置
8月15日 我が事務所のIT化への道(1)

 2日前の続きです。

 由岐・豊崎法律事務所は、4年前に現在の場所に開設したのですが(開設当初は「由岐法律事務所」でした)、開設前の由岐は前の事務所で、10年は前のものと思われるビンテージ物(?)のデスクトップワープロを使っていました。これは画面のスクロールすらしないというすごい機能の持ち主で(つまり1ページ打ち終わると全画面が切り替わってしまう)、「どんなワープロ文書の文書も変換!」を謳うファイルコンバータソフトのリストにすら載っていない代物でした。由岐は名残惜しそうでしたが、事務所移転を口実に処分してもらったのは言うまでもありません。

 移転直後の事務所には、当時私の使っていたThinkPad560(2640-FJE)と急遽買ったプリンタ(EPSONのLP-8300)と、RICOHのコピー・ファクス兼用機、これも移転前に買った東芝のノートパソコンがあるだけで、私以外はワープロを使っていました。その後、1ヶ月ほどしてNECのデスクトップ(PC9821V200)とノート(PC9821NW150)を買い、ノートを由岐が、デスクトップを事務局が使っていました。LANなどは遠いまた夢、インターネットにつながったのが97年の暮れころでしたが、事務局にバイトできていた子の友達のオタク青年にセットアップを頼んだため、その後他の人が設定を調整できなくなり難儀しました。うかつに他人に頼むもんじゃありませんね。

 このころはまだ私自身も自分でインターネットへの接続も満足にできなかった時代で、なかなかIT化も進みませんでした。事務局に一人そういうことに興味のある人がいれば違ったかも知れませんでしたが、なかなかそうもいかず、由岐もノートを持っているだけでほとんどパソコンを使わない(たまに麻雀や上海をやるくらい)の日々が続きました(以下後日へ続く)。

一つ前へ  一つ後へ

日誌の目次に戻る

トップ アイコントップページへもどる
直線上に配置