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9月25日 「イマジン」の自粛

 しつこいようですが、またまた同時多発テロネタです。

 事件直後から、アメリカでは「イマジン」がラジオで放送自粛曲になっているそうですね。何でも歌詞が反戦的だからという理由で。

 これではまるで戦前の日本ではないですか。テロに対抗して、自由主義を守るための戦いであるはずなのに、何だかなあと言う気がします。

 と、思っていたら、本日の朝日新聞の夕刊によれば、放送自粛に対抗して「イマジン」を流し続けているラジオ局にリクエストが殺到しているとか。だとすれば、まだアメリカにも健全な精神が残っているということで、ほっとしています。

 自由とは意見の多様性を守るということであり、自由の敵にも自由を認めなければならないと言うジレンマを常に背負っています。そのジレンマに耐えつつ、テロリズムに対する戦いを遂行していかなければ、真の勝利はあり得ないでしょう。アメリカにはそのような意味でのお手本を示して欲しいものです。

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