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12月1日 「学校へ行こう」渋谷中学編

 以前から「課外活動」ページで紹介していた東弁広報委員会の「学校へ行こう」活動ですが、本日は渋谷中学に模擬裁判指導に出張してきました。

 ちなみに本年度は本日までにもいくつかの学校で行っているのですが、偶々私が都合がつかずに参加しておりませんので、私にとってはこれが本年度初めての参加です(立ち上げ時メンバーと言うこともあり、2、3年前まではほぼ全ての学校に参加していたのですが、さすがに最近は忙しくて………)。

 渋谷中学の校長先生は非常に教育熱心な方で、学校自体も非常に生徒さんが向学心にあふれているいい学校です。さすがに中学生だと、刑事模擬裁判はやや難易度が高いかな、という感じですが、この学校の生徒さんは毎年果敢にトライして結構ものにしてしまうから驚きです。

 今回は傷害致死で正当防衛の成否が争点となるシナリオを使用し、模擬裁判を行いましたが、証人役、被告人役をやっていただいた先生がいずれもシナリオより弁護側に有利に答えを間違ってしてしまったため、非常に弁護側に有利な展開になってしまい、検察側の生徒さんにはかわいそうなことをしました。アドリブあり、一発勝負の怖さと言えばそれまでですが、もう少し証人、被告人指導のやり方を考えないと生徒がかわいそうだという意見が弁護士間でもありました。

 それはさておき、今回は新人弁護士が大量に参加してくれたので、後継者難に困っている本企画も一安心かもしれません。私を含む立ち上げ時のメンバーもだんだん年を取っていますので(弁護士会内ではまだまだ駆け出しですが、この企画では既にベテランです?)、早く中心メンバーを世代交代させたい、と考えています(生徒さんにとっても若い弁護士の方が共感が持てますし、ね)。

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