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1月15日 岩手の弁護士

 昨日、法曹スキーの話をしたのでそのついでにもう一言。

 都会の弁護士と地方の弁護士は、相当生活が違います。

 有り体に言えば、地方の弁護士の方が、一般に漠然とイメージされる「弁護士」のイメージに近いというか、都会の弁護士よりもステータスは高いと思います。

 都会は、確かに大成功するチャンスもありますが、大成功するのはほんの一握りの弁護士で、後の大部分は既に厳しい競争にさらされている状態です(今後ますます厳しくなるでしょう)。

 これに比べると、地方はまず、弁護士が生活していくコストが安いですね。事務所の経費自体も相当違うでしょう。

 若手弁護士の生活を見ても、多分大部分の都会の弁護士よりも盛岡の弁護士の方が裕福ではないかと思います。

 ですから、仮にこれから法律家になる方にとっては、地方で登録することが結構おすすめではないかと思いますね。問題は、勤務弁護士を雇ってくれる事務所が少ないことです。盛岡ではその辺をかなり認識していて、ここ数年でずいぶん勤務弁護士を取ろうというムードが高まっているようでした。

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