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1月29日 待ちぼうけ………

小田原支部
 本日は昨日に引き続き、午前は東京弁護士会役員選挙の選対本部のお手伝い、途中で抜けて調停を1件こなし、お昼も早々に小田原へ出かけました。

 2時30分から、小田原支部でとある破産申立事件の免責審尋があるのです。

 申立本人とは2時20分前に、裁判所の1階入り口付近で待ち合わせ、という案内を事前に送ってありましたが、私が裁判所に着いたのが2時18分ころでした。

 本人はまだ来ていません。

 小田原の裁判所は現在改築中で、写真のようなプレハブですので、入り口ロビーが非常に狭く、ベンチに座っていると入り口が見えません。仕方なく廊下に立って待っています。

 2時30分。本人はまだ来ません。とりあえず、3階の書記官室に行き、提出するはずだった補充書類を先に出しておくことにします。

 戻ってきてまた待つこと10分。それでも本人は来ません。自宅に電話をかけましたが、誰も出ません。おかしいなあ、今日は午前中に本人が忘れていないようにわざわざ念押しの電話をかけたのに。

 2時45分になっても来ないので、書記官室にもう一度「遅れてますのですみません」と言いに行き、事務所に確認の電話を入れてもわからない。

 3時5分ころ、ついに事務所から電話が!「もしもし、どうなってるって?」「それが…………横浜の本庁に行っちゃったらしいんですけれど」

 はああ??

 前回の破産の審問の際にはこちらに来ているのですから、小田原の裁判所であることはわかっているはずなのに。何を勘違いしたのでしょうか?

 ようやく本人と直接話をしたところ、「『小田原の裁判所では断られたから本庁に行く』って言ってませんでしたっけ?」

 どこでどう記憶違いをされたのでしょうか………??

 と、怒ってみても仕方ないので、書記官室に謝りに行き、期日を延期してもらいました。小田原支部の免責審尋は月2回しかないそうで、私の予定が折り合わず、次回は2ヶ月先になってしまいました。

 いやーもう私は腰が抜けてしまいました。延々と待っていたおかげで帰りの新幹線は乗り遅れ、その後の打ち合わせも遅れてキャンセルせざるを得なくなり、さんざんな一日でした。

一つ前へ  一つ後へ

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