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3月10日 雑感(確定申告、弁論要旨)

(その1)
 あと5日で確定申告の締め切りです。
 事業主の方はみんなそうでしょうが、この時期は弁護士にとっても頭の痛い時期です。

 弁護士がほかの事業と異なり特殊だと思われる点は、まず原価計算がない点。まあ、これはサービス業はみんな同じですが、この点では楽させてもらっていると思います。

 しかし、一方で、収入の内訳先が小口がいっぱいある、という場合が多いので、計算や書類作成が大変です。

 さらに、顧問会社や会社の依頼者の場合、報酬も源泉徴収天引きで支払ってもらうことになりますが、この源泉徴収支払い調書を忘れて発行してくれない方が結構多いのです。毎年、2月頭頃になると、電話をかけて「送ってください」と頼むことになります。これがなかなか面倒くさいものです。

 私と言えば、昨年までは何とかかんとか自分で申告書類を作成していましたが、遂に音を上げ、今年からは税理士先生に最終的な申告を頼むことにしました。とはいえ、青色申告用の帳簿作成が結構大変なことには変わりがありませんが。

(その2)
 その確定申告の準備で忙しいさなかにもっと頭の痛いのが、3年半やっている刑事事件の最終弁論要旨作成。裁判所の都合で論告からわずか1ヶ月で完成させるように期日を入れられてしまったので、現在突貫工事の最中です。本日も休日出勤してきました。

 そのくせ裁判所は弁論期日から判決まで5ヶ月も期間をとるのだから、勝手なものです(^^;まあ、弁論の中身も聞かずに判決を作成されてしまうよりはいいですが。

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