７月１６日　近距離出張のドタキャン 　何度か日誌に書いていることですが、八王子や千葉、浦和など、近距離の出張でも意外と往復すると時間を取られるものです。 　なるべくなら行きたくはないのですが、事件自体をお断りするわけには行きませんので、せめて行くからには実のある裁判期日をと、願います。 　ところが、このような事件に限って、せっかく片道１時間半かけて行っても、２分で終わる連絡事項を取り交わし、次回期日を手帳に書き込んで（私の場合はCLIEに入力して、ですが）、終わってしまうことがままあります。 　連絡事項だけであれば、電話で十分ではないかと思いますが、裁判所も近距離では電話会議のシステムを使ってくれないので、このような不効率がいまだにまかり通っているのです。 　明日も八王子支部の事件が入っていたのですが、前回期日後、期日間に相手方から和解の提案があるはずであったところ、前日になっても何の音沙汰もなかったため、催促したところ、本日夕方に和解の提案が送られてきました………が、前日に和解案を送ってもらっても、本人と打ち合わせをしなければ当日行っても「次回までに検討してきます」とだけ述べて帰ってくることになるでしょう。ほとんど何の意味もありません。 　結局、非常に忙しい時期でしたので、相手方代理人に了解を取って、明日はお休みさせてもらうことにしました。

一つ前へ　　一つ後へ

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